転職の決断

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今、決断を迫られている。

長年、難航していた転職活動の成果が出ようとしている。
しかし、同時に魅力的な2社から同時に内定の連絡を受けたのだ。

――2000年にネットワーク業界へ転身して、4年近くの時が経った。

当時の自分は、紆余曲折の末、たどり着いたシステム開発を専門とする会社の社員だった。そこでは非常に古いスタイルのソフトウェア開発を主力としており、それに魅力を感じることができずにいた。
結局その会社には別れを告げ、インターネット関連のネットワーク技術者としてキャリアを積むべく、就職活動を開始した。

IT業界が好調だったこともあり、転職情報誌には数多くの名だたる企業が人材を募集していたが、中途採用はほとんどが、「経験者求む」か「経験者優遇」。

いくつかの会社へアプローチをしてみたが、どの会社も「開発経験はあっても、ネットワーク業界の経験が無い」という理由で、採用されなかった。
こうなったら、どんな手段を取ってでも経験を積むしかない。
そこで挑戦したのが、登録制のIT業界を専門とした派遣(業務委託)会社だ。
その会社を経由して、3つの会社と関わってきた。
その間に得た経験は、山あり谷ありだったが、自分にとって貴重だった。

そして今、かねてからの夢であった「通信事業」を軸とする大手から「内定通知書」を受け取った。
書面には、会社のロゴマークと僕の名前。
これは、4年間の努力の成果そのものである。
4年前の僕だったら、これを手にすることはできなかった。
正社員でこそなかったものの、日本のインターネットを支える重要な仕事の一部を経験することができたのは貴重である。

しかし同時に、4年という時間は、僕の将来設計を何度も見直すのに十分すぎた。
僕は念願の技術者として様々な経験を積んで、色々な人達と出会った。
出会いはお互いの人生に波紋を残す。

僕は、本当に今もネットワークエンジニアになりたいのか、それを自分自身に問いかけている。

そんな中、もうひとつの内定。
皮肉というか何というか……今までの苦労が嘘のように、2社から内定がもらえたのだ。
同じネット関係の会社であることは間違いないが、僕がこの4年間突き進んできた、そして求めてきた会社とはちょっと趣が異なる。
そして、とても悩んでいる。

すべてをここに書ききることはできない。
どちらを選ぶか、ではなく、将来自分がどうなりたいか、そして、そのためにはどちらの会社に入るのが良いか。

今日は、瞑想する。


■sayaka 初めまして。

私も5日前、同じ悩みを持っていました。
直感を信じ、流れにのってみました。

良い結果を導き出せるよう、祈っています。

..2004/04/03(Sat) 02:37 (5)

■うずら sayakaさん、こんにちは。
(春~によくいらっしゃるsayakaさんですか?)
メッセージ残してくれてありがとうございます。
心は決まりました。
やはり自分も最後には「直感」でした。

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