わん子

日本のみなさん、いかがお過ごしですか？
チェンナイではここ数日間、猛暑が続いています。
3日前から日中の気温は41度を越え、2日前からは42度を越えています。
それまでは夜になるとベンガル海からの涼しい風が大地を冷ましてくれていたのですが、それも追いつかない模様。
日が暮れても、灼熱の大地が空気を熱し続けます。
それはグラタンを焼いたオーブンをあけたときのような、焼却炉の扉を開けたときのような強烈な熱気です。

本来は、40度を越えるのは一番暑い時期、5月中旬くらいのはずで、例年はまだ40度には達しない時期なので、明らかに異常気象です。
この季節には降らない雨が降ってから、この攻撃的な気温が始まりました。

ウイークデイの生活は、「ホテル→タクシー→オフィス→タクシー→ホテル」の繰り返しですから、どこもエアコンがフル稼働しており、暑さを感じることはあまりありません。ただ、タバコを吸いに外に出ると、気温の差に体が悲鳴を上げます……。

生粋のタミリアン（タミル人）でもこの猛暑は流石に厳しいらしく、社内のブログではこの気温に関する話題がたくさん見受けられます。

そういえば日本では、いよいよゴールデンウィークですね。
自分はというと、海外出張中は現地のカレンダーに合わせて仕事をするので、お仕事です。
仮に日本のカレンダーだったとしても、携わっているプロジェクトが山場なので、やっぱり仕事ですが。
今年は消費者の多くにとって景気の上昇が目に見えてきたこともあり、ゴールデンウィークの海外旅行ラッシュは凄いことになりそうですね。
ウチは犬を飼っていることもあり、海外旅行とはあまり縁がありません。1匹ならまだ預けたりすることも考えますが、4匹ともなると、身内でも人に預けるのは難しいし、ペットホテルに預けるとなると下手をしたら旅費より高くついてしまいます。

ところで、最近日本では、「わん子夫婦」という定義があるそうです。（"わんこ"ではないところがポイント）
わん子夫婦の定義とは：

1. 犬はわが子だ
2. 犬の誕生日を必ず祝う
3. わんゲル係数が高い

だそうです。子供のいない夫婦に多いらしいです。
ウチの場合、見事に3つとも当てはまります……。
家計の状況に合わせて調整は入りますが（笑）
たとえばお金がきついときは、あまりトリミングに行かなくなるとか。
ウチの4わん子たちは、人間よりもいい生活をしているのではないか？
うちの「わん子夫婦」状態を検証してみましょう。

• 最低でもプレミアムフード（基本的にただのプレミアムは信用しない）
• わんこ専用のクローゼットがある（飼い主よりもたくさん服があるかも……）
• わんこ関連の書籍がたくさんある
• 犬専用の乗り物（カートやラジオフライヤー）が４台もある
• 誕生日には犬用クッキーやケーキ、犬のために手料理をすることもある
• 子供がいないので子供のように可愛がっている
• 犬と普通に会話している（話しかける）
• 家中いたるところ、犬関連。
• わんこのトリミングは、リーズナブルさよりも腕で選ぶ（人間のヘアカットは逆）
• 車を買うとき、犬と一緒に移動しやすいというコンセプトで車種を選んだ
• 部屋探しに困ることなく犬と一緒に暮らすために、マンションを買った（！）
• マンションのローンを通すために、結婚までした（！！）

赤裸々ですが、こんなかんじですね。

インドに来てはや1ヶ月。あと1ヶ月の滞在が残っていますが、恋しいのは和食ではなく、わん子のぬくもりだったりします 🙂