愛情のこもったトマト

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株式で儲けるとか、起業してIPOして市場価値上げて成功するといったことが少し前までかなり興味のあるテーマだったのですが、これって「お受験」みたいだなー、と、ふと思ってしまいました。

受験とか学歴とかがアホらしくなったのは、大学という場所に入ることを、何かを達成するための手段ではなく、目標とする人が多すぎることにショックを受けたからです。当然のことですが、「学歴」よりも何をどう学んだかという本質が重要で、学んだ事がどこで生かされるかとか、決して安くない自己投資(たいてい自己じゃなくて親でしょうが)の回収が将来できるのかとか、そこまで考えて大学に通っている大学生って、1%くらいだと思いました。すくなくとも僕の周囲では。

同様にして、社会に対して何を提供するのか、社会に何を残して何をなくしていくべきなのか、ということを考えたとき、投資や起業といった行為は非常に重大な責任を負っています。こうしたことを考えずにただ闇雲に儲け至上主義だけを発展させていくと、人生踏み外してしまいます。

それがいやなので、下手な投資にも、儲けることだけを考えた起業にも、手を出しません。

農家の人が愛情を込めて育て上げたトマトが美味しいという事実こそが、すべてです。

「トマトでお金を儲けるためにはどうしたらいい?」と

「おいしいトマトを作るにはどうしたらいい?」の違い。

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