フォントとかまったく関係ないわけで。

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アンチ・バベルの塔という言葉に出会った。
外国語の語彙をいかにして増やしていくか。

たとえば英語の場合、ネイティブの平均語彙数が1万~2万とか言われているらしいけど、アンチ・バベルの塔によると、

そこで、まず目標とすべきなのは英語のネイティヴ・スピーカーの庶民の語彙レヴェル ― 日常の言語生活(会話・仕事・読書)にほぼ支障のない語彙レヴェル ― です。 ちなみに、私の近未来の目標は、このレヴェルを活用語彙のレヴェルにすることです。

そして、その庶民の語彙レヴェルは、たとえば 『Longman Dictionary of American English』 のレヴェルです。

普通の日本人がこのレヴェルの認識語彙を獲得するためには、私の経験上およそ5000時間(個人差が大!)必要ですから、所要時間からしても通常は上限に近いかもしれない到達目標でしょう。 旧司法試験に短期間(2~3年)で合格した人は毎日10~15時間ぐらいの勉強をしていましたが、それくらい勉強できれば1~2年で達成可能なレヴェルですが万人向きの処方箋ではない。

かくして、ほぼ満足できる実用性と所要時間の両面から判断して 中級学習辞書たとえば『Longman Dictionary of American English』 のレヴェル こそ普通の英語学習者が ― 人によっては5年~10年~15年かけても ― 目指すべき語彙力だと言えます。

アンチ・バベルの塔 (The Tower of Anti-Babel): 「塔」工程 1 について

とある。

ちなみにこの「The Longman Dictionary Of American English」の第三版で、収録語彙数は52,000語になる。
SVLの12,000語は、(ネイティブレベルの英語力をつけるという意味では)最低限のレヴェルだということがわかる。

まあ学習の取っ掛かりとして、アルクの標準語彙水準12000(SVL)は当面の目標として最適だろう。

ちなみにこちらのサイトで、あなたの語彙力がわかる。(最大2万語)

しかしここでアンチバベルの塔の方が言いたいのは、辞書レベルの語彙を学習することは決して無駄じゃないですよと、辞書を読むことには意味がありますよということであって。

「アンチ・バベルの塔」で検索すると、様々な取り組みをしている人たちのブログが引っかかる。

そのなかに、「アンチ・バベルをはじめたけど、作成するために英語を美しく印刷できるフォントがないから、英語はやめた」なんて書いてる人がいた。

そりゃなんていうか、本末転倒じゃないのか?

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