ビジネスSNS

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もと上司、いまは友人のHさんとSkypeでチャットをしていて、いま応募しているとある企業の話をしたら、「確かその会社にはSさん(元同僚で共通の知り合い)が勤めてるよ」って教えてくれました。

それは心強いと思ったので、連絡できないか尋ねたところ、
「たしかLinkedinにいたはず……。Linkedin知ってる?」

と言われたのがきっかけで、Linkedinに登録してみました。

Linkedinはビジネスに特化したSNSで、自分の学歴や経歴、現在の勤務先などを登録することで、co-workerや元co-workerとリンクを張り、友達の友達は友達みたいなネットワークを広げることができるツールです。
mixiのように完全紹介制ではないのですが、こういったモノは知っている人に教えてもらわないとなかなかたどり着けません。
そういった意味では、このサービスの存在を知ることができるかどうかという時点ですでに、第一のフィルターがかかっているのですね。
外部に情報源をたくさん持つということの重要性をあらためて感じました。

さて、実際にLinkedinを使おうとすると、そこには第二のフィルターが存在します。
サイトがすべて英語だということです。
しかし、プロフィールを英語で記入できればいいくらいなので、要求される英語力はそんなに高くはありません。
また、ニュースなどの情報によれば、近いうちに日本語版のLinkedinも登場するようです。そうすれば、一気に国内で普及する可能性も高まりますね。

そして、第三のフィルターが存在します。
このようなサイトに登録していることが会社にバレたら、「こいつは転職を考えているのではないか」と疑われないか心配して、プロフィールを登録できない人が少なくないそうです。とくに日系大企業にお勤めの方に多くみられるようです。
それじゃプロフィールを登録しなけりゃいいじゃん、って思うかもしれませんが、Linkedinはプロフィールに登録した企業をベースに知り合いを探すのが容易になるシステムなので、そうもいきません。

このようなフィルターが存在するため、現時点では外資系に勤めている人が多く登録しています。
実際、自分もアカウント登録してから、知り合いを検索してリンク依頼しまくりましたが、検索にかかる人はみんな外資系に勤めている人ばかりでした。

このLinkedin、実は世界ではすでに850万人以上が使っています。
シリコンバレーでは、転職を考えているエンジニアが山ほどいます。
っていうか、みんな常に転職を考えています。
なので、シリコンバレーではLinkedinを知らない人はいません。重要なツールなのです。
これは自分自身のレジュメにもなり、名刺にもなり、名刺ホルダーにもなるのでかなり便利です。

しかも、まったく関係ないところで知り合った人同士が実はつながっていたり、第三者を介してつながっていたり、友人と同僚が昔じつは同じ会社にいただとか、いろんなことがわかって、かなり面白いツールです。
6人たどれば全世界の人につながるなんて言葉もありますが、まさにそんな感じです。
まあ今は先述のような理由で、まだ特定の人たちに特化しているツールなので、特につながりやすいのかもしれませんが、知り合いのリンクを辿っていくと、業界狭いなぁと思います。

ちなみに、Googleをはじめとするいくつかの企業では、エージェントを介するリクルーティングは一切やっていないようで、このようなSNSを通じて良い人材を探しているらしいです。

「今なにしてんだろうなあ」って思ってた人が検索にひっかかったり、
「お、今はあんな会社でこんなポジションにいるのか」なんてことがわかったり、
結構おもしろいツールなのです。

これ読んで、まだ登録していない人はぜひ登録してみてください。
そのときは、僕にコネクションを張ってくださいね。よろしくお願いします。
(本名で検索すればすぐ出てきます)

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