「説明するのが難しい」は思考不足

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よく出てくる言葉ですよね、「それは一言で説明することができない」とか、「それ説明してたら時間がいくらあっても足りない」とか。

たとえば、以下のような質問に対して、あなたは簡潔で明快な答えを出せますか?
「あなたはどんな仕事をしていますか?」
「あなたの長所はなんですか?」
「あなたの短所はなんですか?」
「あなたの将来の夢はなんですか?」
「あなたは10年後、何をしていると思いますか?」

こういった質問の答えをすぐに出せるということは、それについて日頃からよく考えているということだと思います。
逆もまた真です。
こういうことを考えていない人には、こういった質問に対して即答できないんです。

「問題点は何ですか?」
「要するに何が言いたいのですか?」
「あなたは何で困っているのですか?」

思考が妨げられるような状況にいると、説明できないことが増えてきます。
あまりにも自分の置かれた状況が混乱していたり、難しい立場で一杯一杯だったり、病気のせいで落ち着いて物事が考えられなかったり、理由はいろいろ考えられます。
ずばり、最適な解を出すには、状況の把握と、気持ちの整理が必須です。

日頃から物事に優先順位をつけて行動することは、とても重要です。
「優先順位なんてつけられない!」って言う人は、もっと項目をブレイクダウンしましょう。
たとえば「家庭」と「仕事」なんていう超大項目を比較したら、どっちの優先度が高いかなんて決められないのは当然です。それぞれの項目の中に、さまざまなエッセンスが入っているからです。

あなたの「家庭」での役割には、何があるのか。
あなたの「家庭」の理想像に向かうには、どのような行動が必要か。
あなたの「仕事」のマイルストーンは立っているのか。(会社としてではなく、あなた個人として)
あなたの「仕事」には、どのような業務があるのか。

こういったことを突き詰めていくには、マインドマップが最適だと思います。
ひとつひとつの解決できない項目について、マインドマップを作成し、整理しましょう。
そうすることによって、「説明するのが難しい」ことたちが、説明できるようになります。

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