心の足が、ね。

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あんまり自分の生きてきた道を真剣に振り返ったことがない(振り返るのが怖いのもある)ので、意識していなかったことですけど、ジェットコースターに乗っているような人生なのかもしれません。
それとも、同じところをぐるぐるまわって景色だけ目まぐるしく変わるコーヒーカップかな?

自分の「人生の流れ」みたいなものがあって、その流れる速度っていうのは、常に変化しています。その流れをうまくつかめないというか、うまく乗れないような感じがたまにあります。
昔はそんなこと感じたこと一度もなかったんだけど。
病気のせいにはしたくないです。
「ひとつ山を越えると、その先にさらに大きな山がそびえ立っていた」
そんな状況ってありますよね。
そんなとき、いつもの自分だったらその山をのぼる自分をイメージして、わくわくして、武者ぶるいすらしていたんだと思います。
でも最近、その山をみつめて、「俺、無理かも」って思ってしまうことがあるんです。
駄目駄目!!
そんなことじゃダメ!

頭を振って気持ちを切り替え、山に挑みます。
上っているっていう実感のない山もあるんですね。
そういう山は、とても苦しくて、つらいです。
自分が本当に頂上に向かって進んでいるのかどうかすら、わかりません。
そんなときは、寝てしまえばいい。次の朝目が覚めたら、そんなどんよりとした気分は晴れてしまっていることが多いから。
でも、そうじゃないこともあります。

越えるのがつらいことだってある。
でも立ち止まることもできない。
常に心のどこかに孤独を感じています。
ひとは孤独にはじまり、孤独に終わるものだから、そういう気持ちはあって当然だって、自分に言い聞かせてます。

最近、夢を見ません。
見てるのかもしれませんが、覚えてません。
夢によって救われることが多いので、それがないのもちょっと寂しい。

もしひとりひとりの人間に守護霊のようなものがいるのだとしたら、自分の守護霊はきっと今、「もっと自分を鍛えよう。ひとりで耐えろキャンペーン」実施中なんだろう、って考えるようにしています。
脱力感と無力感のおまけつき。
「どうだ!これでも先に進めるか?」
って挑戦を受けているのです。

他人からみたらおそろしく小さな山なのかもしれません。
他人からみたら、「そんな小さな山ごときで、そんなに打ちのめされるのか。おまえは大して苦労もしてないし、弱い人間だ」って思うかもしれません。
よく、そんなことを考えます。

自分へ。
いいことだって、たくさんあるじゃないか。
乗り越えろよ、それくらい。
どれだけ今の自分が恵まれているか、考えたことがあるか?本当にわかっているのか?
進めないなら死んでしまえ。
進める足があるのなら、進め。それだけだ。

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