語学と音楽

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語学は、音楽によく似ている。

外国語を聞くことと音楽を聴くことは似ている。
外国語を話すことと楽器を奏でることは似ている。

たくさんのフレーズを知っていれば、自分の伝えたいことに最も近い組み合わせを選択して表現することができる。
それは、じっくりゆっくりと選ぶ作業ではない。
音楽も言語も生きている。ひとりきりで解くジグソーパズルや数独のようにはいかない。
リズムが大切。
リズムから外れることなく、即興で音と音が繋げられるようになる。
これであなたは、自己表現への道を開いた。

大切なのは、会話をすること。コミュニケーションすること。
そのために必要なのは、決して完璧で非の打ち所が無いフレーズだけではない。
心の奥底からダイレクトに飛び出してくる生々しい音が必要。
そして人は感動するのだ。

もっと自分の言葉で表現したい。
もっと自分の音の世界を掘り下げたい。
模倣を基盤として、創作の始まる瞬間。

共通することは、どちらも相手に何かを伝える道具であるということ。

音楽も語学も、本来、誰の方が上手いとか下手だとか比較するものではないと思う。
相手に伝えることができればよい。
そのために上手でなきゃいけないこともある。

でも、表現力が豊かなほうが、伝えたいことを伝えやすいというだけだけど。  

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