走ることについて語るときに僕の……（10年早い）

さて今週末は、たぶん今年最後のハーフマラソンのレースとなる、巨峰の丘マラソン！

前回の火祭りロードレース同様、アップダウンの超激しいレースだと聞いております。
しかし火祭りロードレースは、こんな時期に走るなんてアホですか？マゾですか？という８月の猛暑の下で開催されるうえに、ダート区間まであるという容赦無いコース設定。
これに比べたらラクだろう。ラクだといいな。

ハーフくらいラクに走っちゃうよ！って言えるようになりたい。

足底筋膜炎だか骨刺だかよくわからんけど左足の裏の痛みはテーピングで抑えこみ、なんとか走り込みに励んでおります！
なんだかんだで、今まで「パーフェクトな状態」で参加したレースって、無いことに気付いた・・・。

2009年11月　河口湖マラソン（11km）：　謎の気管支障害で激しく咳き込みながら参加。
2010年5月　山中湖ロードレース（ハーフ）：　病み上がりで練習不足。レース中に足底筋膜炎になる。
2010年8月　火祭りロードレース（ハーフ）：　肉離れで練習できず。足底筋膜炎も治ってない。

年取れば取るほど完璧な状態なんて望めなくなるんだろうなぁって思う。
なんでも完璧じゃないと気が済まない！ってやってたらキリがないし、まあこれでいいんじゃないかと思うんだ。

大切なのは、出ると決めた大会には出ること。
そしてできれば、完走すること。
さらに欲をいえば、歩かないでゴールすること。
最大の敵は自分の甘えた気持ち。心が折れそうになっても負けずに確実な一歩を踏み出すことができれば、いつかゴールがくる。
そしてあの感動……。
あの、感動と開放感。
そのために走っているといってもいいかもしれないよ。

あとは、大会にエントリーすることで自分を追い込むっていうのもあるよね。
「いつかやろう」って思ってたらいつまでも出られないし、期限があるから練習にもメリハリが出てくるし。
自分はいまんとこ「超」「激」遅いランナーなので、タイム云々なんて語れる状態じゃないけど、これから力をつけていけば、目標が高くなっていくと思う。それを達成して喜ぶのも、達成できなくてガッカリするのも楽しみだ。

最近は、10kmがとても軽快に走れる。（比較対象は、以前の自分ですのであしからず）

走ることが「つらい」から「きもちいい」に変わるタイミングって、ある。

自分はせっかくそこまで行ったのに、病気などでまた体力を落としてしまった経緯があるので、何度かその「切り替わり」を経験してる。ある程度走れるようになると、走ることが本当に気持ちよくて楽しくなる。
（あんまり厳しい目標を自分に課していないせいもあるだろうけどね）

「ただ走るだけの何が楽しいんだろう」とか「走ってる時間がもったいないからもっと集中して運動したい」なんて思ってた頃もあった。

なんというかランニングに出会えて続けられたのは、運命みたいなもんなんだよなあ。

走りだすきっかけ。続けようと思ったきっかけ。大会に出ようと思ったきっかけ。
すべてのきっかけに人が関係していて、誰が欠けても続けていなかったと思う。
皆様、感謝してます！

……なんてことは、もっと走りこんでフル完走してから言え！だよねｗ

2009年の日記を見ると「来年はフル」って書いてたけど、2011こそはマジでフル走る！
目標は毎度おなじみの「完走」ですｗｗ

でも、できればサブ４くらい行きたいね。
練習と減量、がんばらないとね。

涼しくなってきたから、走りやすいし、ね。

"走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)" (村上 春樹)

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