第26回 巨峰の丘マラソン 20km

まずは結果から

日曜日は山梨県山梨市、第26回 巨峰の丘マラソン大会!

結果から書くと、自己ベスト更新!
自己ベストと言っても今回のレースは「20kmの部」とか言いつつ実は18.4kmしかないというなんともアバウトなもので、キロあたりの平均ペースで換算しての「自己ベスト」になるのだった。

出走してラスト5kmになるまで自分が出ているレースはハーフマラソン(21.0975km)だと思い込んでいたんだよねw
「残り5km」の看板を見て、あれおかしいな、と。手元にあるGARMINではまだ13kmしか走っていない。これは何かがおかしいぞと思ったんだけど、「もしかして少しでも短く感じさせて記録更新するために計らってくれているのかな」なんてアホなこと考えながら走ってたww

しかしいよいよ「残り2km」の所にやってきて、これが最後の給水所だという。
さらには、「残り1km」の看板のところでは、ボランティアのオジサン達が「これが最後の上り坂だよ、ラストスパート、頑張って!!」なんて言ってくれちゃうもんだから、
「え?ほんとに?信じていいの?最後の力、出し切っちゃうよ?」なんて、半信半疑で……。

これで「実はあと3kmあったんだよーん(てへっ)」なんて言われたらもう倒れちゃうよ?
なんて思いながらゴールしたのだった。

キロあたりの平均ペースは7分27秒と、7分30秒を切ることができたのが今回の大きな収穫。
でも実は出走前にトイレに行くのを忘れてて、5kmくらいの地点にあった給水所でトイレに並んだのが大きなタイムロス。トイレには誰も並んでいなかったのに、自分の前に入った人が全然出てこないもんだから、結局トイレは諦めて最後まで走っちゃった。
あのタイムロスが無ければなぁ。ちなみにGARMINは「移動時のペース」も記録してくれるんだけど、そっちはキロ6分57秒と、7分を切ってるんだよ〜。

トイレに並ぶ以外には止まることは無かったので、つまりトイレに行かなければハーフマラソンを2時間30分以内で走れるペースだったんだね。残念だけど、この残念さは次のレースに持ち越しだ!

自宅出発からスタートまでの記録

いやー同じ山梨だからって、妻の実家から近いのかと思ったら遠い遠い。富士吉田、河口湖、山中湖とは比べものにならないくらい遠い場所でした。
って、ろくに行き方を調べもしないで、遠いことに気づいたのは前日、妻の実家にて。(笑)

神奈川県MA市から100km以上ある。

当日の会場受付は7時〜9時。9:15から開会式で、9:30に5kmの部がスタートして、自分が参加する20kmの部はその10分後の9:40にスタート。そのまた10分後に10kmの部がスタートという段取り。

初めて参加する大会は駐車場の混み具合とか全然分からないし、早めに家を出ることに。

▼朝の5時。外はまだ暗い。朝方のドライブは空気も澄んでいて、窓全開にすると最高の気分!

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▼お義母さんに作ってもらったおにぎりを食べつつ、途中で立ち寄ったコンビニでお茶など補給。

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▼御殿場から富士方面へ、見覚えのある道。先月の富士吉田火祭りロードレースに向かうときにも通った。

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▼MA市から国道246で御殿場方面に抜けて、東富士五湖道路から中央道の大月経由で勝沼ICへ。これだけ早い時間に出たので流石にすいてたよ。

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▼会場近くの光景。山に囲まれてる!これは、あのマンガにあった通りだ!
これから経験するアップダウンにちょっと戦慄を覚える。

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到着したのは7時前。無事、会場から一番近い中学校グラウンドの駐車場に停めることができたのでよかった!

▼まだまだ空きのある駐車場

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▼ぶどう畑だらけ。中央奥に見える校舎が会場の小学校。会場のまわりではぶどう農園の方々が精力的に巨峰やニューマスなどを販売してた。さっそく試食の洗礼を受けたよ!

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▼まだ会場もガラガラ

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▼このゲートをくぐってゴールしてくることになる?

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▼選手受付

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▼ゴール設営中

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▼大会参加賞の巨峰と水。引換券で走る前にもらっちゃった!箱にきちんと大会のロゴが入ってるのだ!

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▼同じく参加賞のタオル。参加費が安い割にはいろんなものが頂けてお得な感じ。

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▼ぶどう、ぶどう、ぶどう

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スタート地点は小学校を出たすぐ横にある道。参加者数は全種目を合わせても2,500人ちょっとなので、こじんまりとしてて、慌しくなくていいです。

▼開会式が始まり、グラウンドへ続々とランナーが集まってきた!

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▼スタート地点で記念撮影。本人写ってるので小さめの画像ですいませんw

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▼20kmコースのスタート前の様子(妻が撮影)

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スタートする道はけっこう道幅の狭い道路だけど、参加者は全部で2500人ちょっとだし、20kmのコースに参加したのは男女合わせて1200人弱だったので、河口湖みたいな大きなレースと比べたら全然余裕。3kmくらい走るとバラけてくる。

前回同様、アミノバリューでBCAAを補給しつつ、出走30分前にSUPER VAAMを1本飲んだ。それから、ずっと悩まされている踵の痛み対策で踵をガッチリテーピングしつつ、巻き爪にもクッションを挟んでズレないようにテーピングで固定。これで骨の痛みと爪の痛みは出てこないはず。

それから今回は、ずっと使っていなかったiPod nanoを引っ張り出してきて腕に装着して出ることにした。ヘッドフォンは先日購入したPMX 680。音楽があればパワー120パーセントかなぁ、なんて。

いざ出走!

出走〜ゴールまで

走りだしてすぐに急激な下り坂があって、そこからすぐに緩やかな上りと下りを繰り返す。ここでなんだか、あんまり調子が良くないことに気付く。なんというか、具合が悪いわけじゃないんだけど、みなぎるパワーがないという感じ。

火祭りロードレースの時には「非常に過酷なレースである」と事前情報をもらっていたから気合いがバリバリだったせいか、今回はちょっと気が抜けてしまったのだろうか。

キロ7分ちょっとのペースで3kmくらい走って、3kmの地点からいきなり心臓破りの坂。
まだ序盤なのにいきなり歩いている人が続出だよ!
しかし火祭りロードレースをくぐり抜けてきた自信(過剰)から、この坂は走り切ると決めた。あまり前を見ると絶望するから、足元に視線を落として、一歩一歩確実に上る。

ひとつ失敗があった。テーピング。
しっかりWebで勉強して覚えた、かかとのテーピング法。
これは良かったんだけど、いつものテーピングに加えて余計なことに土踏まずのアーチを押さえるように、テープを1本、足の裏から足の甲にかけて1周させたんだよね。思いつきで。
これが足の裏で皮を引っ張り、足の裏が痛くなってきた。これ絶対水ぶくれになってる。
でも足を止めて靴を脱いでテーピングを剥がしている暇はない。
水ぶくれくらい、どうにでもなーれ!

いやーマラソンってつくづく、自分との闘いっすね。
ちょっと抜けそうな人が目に入ると、ペース乱して抜きにかかっちゃう、ダメランナーです。

この「実力が伴わない負けず嫌い」な性格のせいで、かなりの人数をこの3km〜5km地点の上りで抜いたんだけど、おかげで坂を登り切ったときにはバテバテ。
ちなみにこの時点でまだこのレースは21キロだと信じてた自分は、「まだ4分の1も走ってないのにこれはヤバい」と、かなり焦りモード。

しかも心拍数がやべえ!
180bpmとか、(机上の)最大心拍数に近い状態じゃないか。
ちなみにこのレースで記録した最大心拍数は197bpmで、「最大心拍数=220−年齢」の公式に当てはめると、106%だ。

ちょっと頑張りすぎた。

上り坂が終わったところで、巨峰を配ってる人を発見。
折角だからひとついただいたんだけど、巨峰のトロ味が喉に絡んでダメだぁぁ!
残念だけど、走行中に巨峰を食べるのはやめにした……。

で、そこからちょっと緩い下りに入るんだけど、なかなか心拍数が160bpm以下に落ちない。心肺がきつい。うーん泣きそう。

リタイヤか、びりっけつでゴールか?
ダメかもしれないと、ほんとに心は挫折寸前。風が吹いたら折れてしまいそうな状態。

しかしそこでリタイヤしてどうするんだ?ゼッケンつけて、とぼとぼと逆向きに歩いて帰るのか?足は動いてるだろ?前に進むしかないだろ?と心の中で自分を叱咤激励しつつ、果てしなく続くアップダウンを無心で走ること数キロ。8kmか9kmくらいの地点まで、何も考えず、心を無にするように、ただ足を前に動かしていた。

長いアップの道で、ずっと先の方までランナーが上っているのが見えるとつらいよねー。
そういうものは、見なければ良い。

そうしているうちに、折り返しランナーとか、後ろからやってきた10kmの部のトップランナーとか、沿道の住民やボランティアの方々の励ましの声が耳に入るようになってきた。

気づいたら折り返し地点ではないか。

正直に書くと、折り返し地点まで2回ほど歩いた。しかし火祭りロードレースに比べたら全然歩いた距離は少ないはず。しかも、もう10kmくらい走っちゃったじゃない!
なにより嬉しかったのは、今までとは周りにいるランナーたちの種類が違うこと。
火祭りのときも山中湖のときも、まわりは歩いてる人がたくさんいた。
でも今回は周囲の人が走ってる!

ってことは、そう悪くないポジションにいるってことじゃないの?

そう考えたら、なんか予備のエネルギータンクのバルブが開いたかのように元気が出てきた。

「こんな坂道、以前なら絶対に走れなかった!」

ペースメーカーにちょうどよい人を見つけてロックオン!

もう、死んでもこの人についていく!!(ちなみに女性)

一度は離されたけど、給水所で追いついたりまた抜かれたりしつつ、なんとかついていった。

ところで、右を見ても左を見てもぶどう畑の中を走ってると、なにが辛いかって、畑の匂い。
ぶどうの匂いでも肥料の匂いでもない。何かが腐ったような匂い。
多分だけど、ぶとうの落ちた実が腐敗臭を放ってるんじゃないだろうか。
あれはきつい。

しかし走る。 とにかく走る。

初めてのハーフマラソンだった山中湖では、13kmだか15km地点からは足を引き摺って、止まらないことだけに必死だった。足はガタガタで、足の裏なんて感覚が無くなってた。
2回目のハーフマラソンだった火祭りでは、後半は足の筋肉や股関節がガクガクで、とにかく少しでも速く「歩く」ことだけに必死だった。

しかし今回はどうだ。故障なし。(テーピングの水ぶくれが痛いだけ)
足はどんどん前に進む。

冒頭にも書いたけど、このレースが21kmだと思ってた自分は、完全にペース配分を誤ってた。いや、ペース配分なんて最初から全然できていないんだw

記録を見ればわかるように、一定のペースで走り続けることができてない。まあアップダウンがあるから仕方ないよね、ということにしておこうw

結局のところ、残り1kmで現れた最後のひどい上り坂で、ペースメーカーとしてロックオンしていた女性が体力尽きたのか、一気にペースダウンしたので抜いた!

そこから、歩いているランナーを10人以上抜いて、最後のフィニッシュラインに向かって急な下り坂を勢いに任せてダッシュ!

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予定よりだいぶ早くゴールしたので、予想通り妻はカメラを構えていなかったw
(でもゴール前で待機はしてくれてた)

ゴール後、完走証明書がすぐに出てくる。係の人が間違えて2枚印刷しちゃったので、2枚もらいましたw

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まとめのようなもの

今回は今までにないパターンで、前半に挫折感がやってきて、後半充実していた。
あきらめなくてよかった!本当に、やばかった。

いつもの「感動」は、帰りの車の中でこみ上げてきた。
やっぱりマラソン大会はいいな!最高だ!

次のレースは11月28日の河口湖。
河口湖一周27kmと、今まで走ったことのない距離なので、しっかり練習&減量して臨みたいと思う。

一緒にきてくれた妻に感謝。


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“第26回 巨峰の丘マラソン 20km” への2件の返信

  1. 完走&自己ペース記録更新おめでとうです!
    激闘ぶりがよく分かりました。
    もう立派な市民ランナーだね!!

    ほんとレースのあとの開放感、感動はすばらしいよね^^
    河口湖も頑張ってね。

    私も10月には2本出られたら出る予定ですw

    • > らーちゃん
      毎度ありがとうございます!
      まだまだ半人前ですよ!!
      レースのあとの感動は、本当にすばらしい!
      こんな世界があったんだなぁ。大人になると感動する機会が減るから貴重だよね。
      10月に出るのは、新天地でのレースかな?

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