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論理と感情は対極に位置する。
自分は論理的、悪くいえば小難しいと思われがちだが、それは仕事のためにそうあるよう鍛えてきたからであって、本来の自分はかなり感情や情緒に偏った人間だ。
論理的である事はときに人間性を否定する。
ビジネスに感情論は不要だ。日本の商習慣は世界的にみてかなり特殊で、感情の入り込む余地が多いように思う。というか北米のビジネスがロジックに割り切りすぎてて、欧州もアジアもまだまだ感情のビジネスをやってる。

プログラムやネットワークを扱っていると、どうしても論理的にならざるを得ない。それを人間関係にまで持ち込む人が多いからおかしなことになる。そういう人たちは0か1かでしか物事を判断しようとしない。自分がそうなっていったのもまた仕事のせいだと思う。

論理から創造性は生まれない。少なくとも感動させるには心の躍動が必要だ。それを描くキャンパスがたとえデジタルだとしても。

感情がないがしろになり、まず絵が描けなくなり、曲を書けなくなり、弾く事もなくなり、何かを頭から放出したいのに手段が無いという状況になった。

近頃よく空を見上げたり空気を嗅いだり音を聴いたりしながら、ずいぶん長い間忘れられていた事を思い出しかけている気がしてる。
もう少しで手が届きそうなんだけど、届かない。

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