快速Macのつくりかた:その1(経緯)

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現在メインで使用しているMacは、Mid 2009モデルの13インチMacBook Pro。CPUの速度が3ヶ月ごとに激変していた昔とは違い、3年使ってきたこのマシンもまだまだ現役として十分な性能を持っています。CPUは2.26GHzのCore 2 Duo。GPUはNVIDIA GeForce 9400M 256MB。

音楽制作においては、CPUもそうだけど何よりメモリを大量に消費します。なので搭載できる上限である8GBにしていますが、それでもDAWにAUプラグインやVSTプラグインを多数組み込むと、厳しいです。64bit化してからはソフトウェア側でのメモリ制限が無くなったのはいいのですが、ハードがこれ以上搭載させてくれないのです。(Core iシリーズ搭載の現行のMacBook Proは、最大16GBまで可能です)

とまあ、メモリに関してはできるところまでやったんですが、今度はストレージに問題が出てきました。

このMacを購入したときに搭載されていたHDDは、160GBの5,400rpm SATAドライブ。これを以前500GBに換装したことは当ブログに書いたような書かなかったような。

その500GBが一杯になりました。どれくらい一杯かというと、495GBくらい使いきりました。

USBドライブやNASはあるのですが、外部に移動できないデータばかりなのです。

たとえば音楽データだけで260GBありましたが、iTunesの音楽は外付けにしてしまうと接続されていないときにリンク切れを起こしてしまいます。また、iTunesのライブラリはDJソフト(TRAKTOR)から直接参照されているので、なくなると困ります。他は作曲用のループ素材とかサンプリングデータなどで、これも外に追い出してしまうと、Mac単独の状態でDAWが使えなくなってしまいますし、さらにこれらのデータをUSBやLANという遅いライン経由で使うのは非常につらい。

写真データはiPhotoで管理しているのですが、これも外部ディスクに追い出すことは難しい。(80GB)

そしてデータを内蔵している最大のメリットは、Time Machineで自動的に定期バックアップされるので、データ紛失の心配がほとんど無いということです。外付けHDDの内容もTime Machineのターゲットにすることは可能ですが、バックアップは当然接続されている時に限られてしまいます。

そういうわけで、内蔵のHDDを大容量化することにしました。
現時点で搭載できる最大容量のディスクは、1TBになります。
(9.5mm厚 2.5インチSATA)

500GBを引っこ抜いて1TBを入れて複製してハイおしまい(Macの場合、拍子抜けするくらい楽です)でもよかったのですが、ずっと気になっていたことがあります。

「MacBook Proには実はHDDを2台内蔵することができる」

好奇心と欲に負けて、これをやってみました。詳細は次の記事にて!

コメント

  1. らーちゃん より:

    MBPいいよね!
    記事期待してま〜す。
    2010年版のMBPと2011年版のAirを使ってます。
    MBPはタワーが使えない時にWinでSWTORするのに良いです。
    すごいfanの音と熱が出ますが。。。
    Airはこちらで買ったものなので(昨年の新学期前の免税日に)enterキーが小さくて押し間違えますが、後は完璧に日本語で使えるので助かってます。って大した使い方している訳でもないんだけどw