パラレル

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抽象→具体を繰り返すことはつまり感性(直観)→論理の繰り返し。

僕が双極性障害と診断されたのはおそらくそういうことだ。感性のフェーズはとても抽象的なことに好奇心が移っているから、傍から見たらかなり浮世離れしたことばかりやってる。具体化のフェーズになると論理脳が起動してるのがわかる。

何事も広いところを突き詰めてターゲットを広角で見極めてから、次はここと決めたところをドリルダウンしていくのが楽しい。

まさに今が具体化のフェーズで、あらゆる方面でモヤっとしていた概念のピントがビシッと合い、具現化する。

この具現化ですらより大きな目標のひとつのフェーズでしかないんだけれど、誰にも説明しきれないから、他人から見たら目先のゴールこそが僕の目指しているゴールであるとよく勘違いされる。でもそれにも慣れた。

10月7日に登記した会社が無事、国に認められました。ホッと一息というわけには当然いかず、税務署、区役所などに申請を出したり、法人口座を作るために必要な書類を用意したり、なかなかやることが多いけど、何かを作る工程は楽しいものだ。今回作っているもの(会社)にも意味があるのだ。

表向きは会社というものは利益の受け皿だ。たとえば法人口座開設時に書く資料には、実質的な受益者の名前を記入する欄がある。

そこではたと思う。「実質的な受益者って、なんやねん」

だって会社って受益はイーブンでしょう。僕はこれから人々や社会にとって有益な製品やサービスを次々と出していくわけだから、提供したものの価値を受益するのはその利用者だ。それに対して1円も違わずつけられた価値つまり価格を僕がいただくわけだから、金銭的受益の部分だけにフォーカスしたら僕や共同設立者の藤田くんが受益者ということになるが、まあ銀行の書類だからな。銀行っていうのはやはりそういうことなのだ。

次々と浮かんでくる思考の波に揺られながら、全体像とすり合わせていく。

会社設立だけじゃなくて、実施に受注目前の開発案件も現在進行中だ。着々と前に進んでいる。

さらに自社製品のタネも作っているし、頭の中にはシステムの設定やプログラムのソースコードや、いやまてよこれはもしかしたらこうしたらもっと面白いんじゃないかと不意に飛び出してくるアイディアの山と、それを実現したくて我慢できない堪え性のなさとがミックスしてる。

以前いた会社からいただいている仕事も毎日やってる。

友人と遊んだり、料理を楽しんだり、にゃーちゃんとゴロゴロする時間も大切にしている。

そんな感じで3時間が30分に感じ、あっという間に夜がきて、今日使えるエネルギーはすべて使い果たして、満足して床につく。

明日も続きがあるなら嬉しいけど、僕はなにも後悔のない日を過ごすことができました。ありがとうございます。おやすみなさい。

そしてまた朝が来て、いまのところ目が覚めている。

結果って何だ? って思う。結果は、人生の終わりの日にならないとわからない。

結果を急いでも何もいいことはないと思うんだ。

目先の結果を追うなんて、僕には我慢できない。

よく人と話してて、「もっともっと戦略的に、めちゃめちゃおもしろい未来を描いてもいいんじゃないの?」って思う。

みんな、やればできることたくさんあるんだから。

僕は、人生をフルに使い切ってチャレンジするようなことに本気で立ち向かうほうが好き。

動いているときもそうでないときも。

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