あなたが夢を追いかけて、チャンスが目の前に現れたとき。
本当にそれはチャンスなのか。
試される。自分が。
例えばミュージシャンを目指して街頭で歌っていた日々があったとする。
その時代、輝いていた自分を自覚できているか。
街頭で歌っていた日々こそが、ミュージシャンそのものだったってことだ。
メジャーデビューの話が舞い込んできたとする。
しかしそのためにやりたくないことを受け入れなければならなかったとする。
そこで、自分が、試される。
メジャーデビューすれば金も名声も得られる。
しかしそれが本当にやりたかったことなのか。
ミュージシャンとして自分は本当に何がしたかったのか。
表現したかったのか、それとも有名になりたかったのか。
チャンスという名の甘い罠。
チャンスは訪れるものではない。
自分で掴み取るものだ。
僕は夢を諦めたことがない。
やりたくないことをやる理由を探したこともない。
やりたいことをやらない理由も探さない。
たとえそれが万人にバカと言われる選択でも、
自分にとって大切なことを曲げることはできない。
あなたはまるで昔の自分を見ているような選択を迫られている。
あなたはひとりではない。
多くのあなたがそれを選択する。
多くのあなたがそれを選択しない。
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