安易に走りたくない

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一見簡単そうに見える道はすぐに飛びつかないことにしている。とくに未経験の事柄に関しては様々な意味が見えてくるまでにどうしても試行錯誤の時間がかかる。ときにはそのことを忘れて、何か浮かび上がってくるまで待つことが必要だったりもする。そして、わたしたちの人生において経験済みと断定できることはそれほどない。似ていてもディテールは違ったりするものだ。決めつけや常識はこの場合、無視するしかなくなる。

なので安易に走りたくない。さまざまな背景事情や縁について思いを馳せる時間は、わたしたちに与えられた自由そのものだ。