2004-03-07

公開

この世の果てと幸せの水平線

水谷先生の著書には「哀しみ」という言葉がよく出てくる。この日本で、いま一番哀しい部分に対峙しているからだ。世の中は享楽の追求に走り続け、裕福さが幸せの象徴に位置づけられてから久しい。少なくとも僕が物心付いた時には既にそんな世界になっていた。...