恩義

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いままで出会ってきた、僕に影響を与えてきた人たち、物事。

振り返ってみてわかったことがひとつ。

僕にとって、恩義を返すということは、その人を超えるということだ。

僕に影響を与えるほどなのだから、果てしなく一流で、今でも日々進化の道を邁進している方々だ。そんな人たちを超えるということは、まるで誰も登ったことのない高峰を登るようだ。

超えることを目的にしていたら、超えることはできない。
追いつくことを目的にしていたら、追いつくことさえ敵わない。
単純になること。
どの部分に憧れたのか。それは自分の志や生き方のどの琴線に触れたのか。
そう、よくよく吟味することだ。

属人化していた情報はその軛を解き放たれ、己の道に光点として現れる。
乗り越えるべき道のように見えていた山頂が、どうしても通る必要のある難所になる。

こうして振り返ってみると、僕は先輩や上司にとても恵まれてきた。
同僚や後輩にもとても恵まれてきた。

あの人、この人、さまざまな顔が脳裏をよぎる。

いろんなことを教えてくれた。あるいは勝手に学ばせていただいたとでも言うべきだろうか。

最大の御礼は、その人の真髄を受け継ぎ、それを発展させ、さらに進化させることだ。つまりそれを、超えることと言っている。

さらにそれを次世代に受け継ぎ、さらなる進化への過程に乗せていく。

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