刺激を受けて箱が開く

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答えはいつでも目の前にあって、

ただそれを素直に受け止めるだけのことだと思う。

素直に受け止めるための健全な感受性を公正にメンテナンスできるかどうかは、真摯さにかかっている。

真摯さは生まれながらに誰もが持っているもので、獲得する能力ではないし失うこともできないが、成熟の段階を経てそれを期間の長短にかかわらず無視するという選択がとれること、その選択をとる人が少なからずいるというところに、現代社会の病理の鍵があるように思えてならない。

無視は永遠に継続することはできない。集中力の維持とかエントロピー的な課題があるためだ。

だからこそ、悩みというものは主観の結果のひとつであり、完全に自己責任であると思う。それは幸せなことだ。なぜなら変えられないものを変えることなく、完全に自己完結して解決可能だから。

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