カミングアウトするほどのものでもないが、自分は、さだまさしの歌が好きだ。
「関白宣言」は、「失脚」してしまうが、自分は失脚していない亭主関白だと思います。
ここでは、日ごろから考えている夫婦間のコミュニケーションとか、亭主関白とは何かという解釈について書いていきます。
「うちの主人は、亭主関白だから、何もしないわよ」
この文章は、俺に言わせれば、まったく間違っています。
「僕って亭主関白だからさ、家の事は何もしないってかみさんに言ってあるんだ」
これも、俺の基準では、間違ってます。
亭主関白っていうのは、自分で定義するものじゃないよね。
奥さんのほうが旦那さんを立てているのが亭主関白だと思うけど、
「亭主を立てるのは当然」という思想ではないんだな。
それじゃ、奥さんのストレスが溜まりまくりでしょう。
昔の人は、「旦那は亭主関白で、奥さんは影で支える」みたいなイメージがあるかもしれないけど、それは今も昔も、威張っている亭主っていうのが、いるのです。
逆に、昔でも優しい亭主っていうのは、いたはずです。
本当の亭主関白っていうのは、奥さんのことを本気で気遣って、奥さんを幸せにしてあげる責任を負って、それを実行するために外に働きに出て、家族を守る旦那がいることが前提だと思うのです。
そうすることで、奥さんが普通の人だったら、感謝があると思うんです。
その感謝の気持ちで、じゃあ家のことは私にまかせて!っていう気持ちになってもらえるのが、本当の亭主関白だと信じています。
だから、亭主関白に無理があったり、亭主関白じゃない家庭は、亭主のあなた!あなたに問題がある可能性が高い。
ちなみに、奥さんが職をもっていたりする場合もありますが、この場合は、奥さんが亭主でもかまわないと思いますがいかがでしょう?
どちらも仕事をしているのなら、その日その日で、忙しかったほうが亭主。
早く帰宅できたほうが、遅いほうを気遣う、そのお互いの思いやりが大事ですよね。
で、外で働いてきて奥さんを大事にしているからといって、見返り(=感謝)を期待しては、いけない。そこで、見返りを求めないのが、カッコイイよな~~。
人間だから、「自分はこんなに疲れてるのに」って思っちゃうことは、誰にでもあると思う。そんな気分になっても、「俺は全然平気さ~」みたいな余裕があると、とってもナイス。
さだまさしの「亭主関白」は、そういうことが言いたいんだよね?
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