上を向いてさよなら

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病気、10月から下降し始め、11月は半分くらいしか勤務できず、12月から完全に働くことができなくなりました。

会社からは、傷病休暇の扱いにするように言われて、じっくり休んで治せと言われて、休暇していたのですが、1月31日、上司(日本法人の社長)と話をして、同日付けで退職することになりました。

本社の人事等の部署につつかれて、仕方なくということです。
本当にその通りなんだと思います。

このブログを長く読んでいる方なら、「またか」と思いますよね。
自分でもそう思います。
この病気であると診断される前から、そういうことありましたからね。

ぬるま湯など存在しません。また、本社の意思決定を日本側で覆すことも難しいとわかっています。

むしろ、今まで日本の皆さんに出来る限りの厚いサポートをしていただいた事に感謝しています。

自分としては、常に退職勧告に対する心の準備はしているので、寝耳に水ということは決してありません。会社を長期休んでたら、当然ですよね。

ましてやアメリカの企業なので、人事に関してはシビアでドライであることは重々承知です。病気以外でも成績やパフォーマンスの問題、あるいは社内における泥々としたパワーゲームの影響で、不本意な退職をせざるを得なかった人たちを、何人も見てきました。このブログでちょくちょく出てくる、ラン仲間のTさんも、そのひとりです。

☆☆☆

だから、ウダウダ反省したり悲しんだりしていてもしょうがない。
前に進むしかないじゃないか!

今までだって、そうやって乗り越えてきた!

それも、何回とかいうレベルじゃなくて、へたすると何十回という数の土壇場を経験してきたからね!
この病気のおかげで、ゴキブリのようなしぶとさが身についたよ!

全然つらくないし、将来の心配なんかも無いからね! !!
なんとかなるもんだ!!!
誠実に努力し続ければ、絶対に報われるからね! !!

☆☆☆

会社で働くということは、継続して働く契約をするということ。約束した結果を出すということ。信頼を勝ち取る仕事をするということ。
こうしたことにおいて、致命的な欠陥を露呈した僕を、長い間雇用してくれていた会社には、とても感謝しています。

色々あったけど、いい会社でした。

いい人が集まってて、活力がみなぎってた。

そんなパワーを持った、日本をはじめ世界中の同僚たちと、仕事ができるということは、僕にとって誇りであり、貴重な経験であったと思います。

世界中から注目される製品に関わることができたのも、いい経験でした。

はやく病気治して、次のステップに行かないとね!!!

コメント

  1. Chabo より:

    レベルは違うかもだけど、こっちも仕事の事で悩み中。

    何かこうやって仕事の事で悩むたびに、大事な、もっと根本的な問題をただ先送りにしているだけのような気がして不安になるけど、それでも何とかやるしかない現状。

    もう本当にダメになったらダメになったで、それはそれで何とかなると思わないとやっていけないや。

    お互い何とかやっていこう。

  2. うずら より:

    ちゃぼ>
    大変なのは自分だけじゃないんだよね。
    とくにこの不況で政治がダメで先行き暗い現在、大変な人はたくさんいるよね。
    なんとかがんばろう。