日記 銚子 喜久よし 90近いというお婆さんがひとりでやってる旅館。窓を開けると銚子漁港の明かりが見え、凛とした静けさの中、遠く漁船のディーゼル音が漂ってくる。昭和のまま時間が止まったような部屋、裏路地。つげ義春の作品をつい彷彿させるような佇まい。会計でお釣りの... 2017.06.29 日記
日記 なんのためか せっかく大切な人生の時間をかけて何かを学び取っても、それを活かせなければただの自己満足である。役立つとは何か?表面的な(意識にある)人の幸せの価値観はそれぞれある。お金が大切な人もいれば家族が大切な人もいる。幸せを感じる基準はひとつではない... 2017.06.29 日記
日記 坂道 人生は山のようなものだ。坂道を登ったり下ったり。半年ほど前に奈良県の玉置神社へ参拝した。創建紀元前37年という由緒ある神社だ。御神体のある場所まで息を切らす登坂が続く。人は頂上の見えない山を登る時に不安、恐れ、絶望に陥りやすい。しかし人生に... 2017.06.28 日記
日記 ポジティブ・マインドセットの魅力 「思考は現実化する」この言葉について疑いの余地がない人にとって、ポジティブ・マインドセットの講釈を垂れるつもりは毛頭ありません。いまから17年ほど前に辞めた会社の上司が僕にくれた本があります。大きく考えることはとても素晴らしいことだと僕は思... 2017.06.26 日記
日記 紫空 今日もまた風と共に駆け抜ける。初夏の太陽のもと使命を果たす。使命なんてそんな重いもんじゃない。今日を生きてる理由を表現するだけ。街を歩けばみんなかっこいいぜ。目を瞑ればすべての答えが観えてくる。耳をすませば流れが聞こえる。口を閉ざして言いた... 2017.06.24 日記
日記 腐敗との戦い方 銚子で大量に買ってきた玉ねぎと人参を活用すべく、大鍋で野菜たっぷりの味噌汁を、中鍋で人参のグラッセを作った。とても美味しくできたのだが、どちらも冷蔵庫に入れずに置いておいたら24時間もしないうちに表面に白カビが生えてきてしまった。そういえば... 2017.06.22 日記
日記 食欲と食文化 今晩のごはんは何を食べようかな?何を食べるのも自由だが、毎日何を食べるか悩む人もいれば、何も考えずに好きなものだけ食べる人もいる。家庭料理の質も人それぞれだし、外食ばかりの人もいる。コンビニの弁当やおにぎりは毎日売れまくり、ファミレスをはじ... 2017.06.20 日記
日記 無意識のチカラ 思うようにいかないと感じた時、思うようにいっている。単に流れが見えないだけ。わたしには見えていないものがたくさんある。だから、思うようにいっているか、いっていないかなんて考えるだけ無駄なのだ。すべては安心のもとにある。幸せになりたいのではな... 2017.06.20 日記
日記 縁の美学 「これも何かの縁だから」縁(えん)を理由に行動する人を「お人好し」と言う人もいます。お人好しという言葉には、どうやら負のイメージを関連付けている方が多いようですね。人が好きだからお人好し。もちろんそういう方もいらっしゃるでしょう。ところが「... 2017.06.16 日記
日記 不意の感覚 最近ときどき不意に心の奥から懐かしいような安心感に溢れる感覚がグワッと湧いてきて、幸せに包まれる。しかしそのタイミングはいつも突然だし、長続きしない。それはとても優しく温かく深いもので、子供の頃を思い出す。人間は本来この充足感を感じて生きて... 2017.06.05 日記
日記 父方親戚との邂逅 先日、10数年ぶりに祖母に会った。叔父、叔母、従妹たちにも会うことができた。僕は我が一家の長男であり、惣領孫である。つまり長男の長男だ。いまの時代、長男であることをメリットと思う人のほうが少ない世の中であることも知ってるし、逆に古いお家制度... 2017.06.03 日記
日記 バカと思えることでもやってみる なにもかもオブラートに包んだような世界でさ、「箪笥の角に頭ぶつけるような意見出す奴は面倒でしかない」だって。そうですか、そう思うなら、それでいいよ。調和ってものを考えることもできないでなんでも自分、自分。自分ばっかりだなって指摘すりゃ、自分... 2017.06.03 日記