一日の計は朝にあり。
朝、目覚めとともに生まれ、
夜、眠りとともに死す。
この想いに至ってから幾年。
いつしか元旦は何も特別な日ではなくなっていた。
毎朝が人生のはじまりであります。
ラジオ体操の前に流れてたあの曲が記憶を過ぎる。
『新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空仰げ』
過去を振り返る理由は総括して次につなげるため。
『反省』と言う言葉の意味が書き換えられてしまったから、反省はしません。
同様に、『始末』もつけないし、過去はただの過去であり、自らの成果と言う名の木の幹の太さや向きを確認するためだけのものであります。
ただひたすらに『いま』を生きる。
三百六十五日、目がさめると朝日がわたしたちを照らす。たとえ雲の合間やビルの谷間で太陽を目視できなかったとしても。
目覚めは、生かされたことへの、感謝とも安堵ともつかない、じわりと胸にくる感動を味わうことができる貴重なイベントです。
そして今日も生かされたわたしたちは、眠りと言う名の死に至るまでに、どんなにワクワクすることをやれるだろうかと、期待に胸が踊るのです。
1月2日、また新たな目覚め。
皆様へ、今年2回目の、あけましておめでとうございますをお贈りします。
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