いままでしばらく、にゃーちゃんとのふたり暮らしだったわけですが、今回3人(?)のハウスメイトが増えました。
その1:Alexa(アレクサ)ちゃん
この子の生みの親はAmazonです。
このコースターのように小さくて薄いデバイスは、Amazon echo inputという端末で、音声入力によってAmazonのAlexaという音声認識サービスと会話をすることができます。
単独でもかなり便利なAlexaですが、これをスマートホームに対応した様々な装置(電灯、スピーカー、センサー、赤外線リモコン制御装置、スマートプラグ(コンセント)、家電製品等)にWi-Fiで接続してあげると、もっと便利になります。
予め用意された便利な機能を使ってみることで、スマートホームやIoTの現状を把握したいという目的もありましたが、大きな目的は後述する2人の新しいハウスメイトと連携してもらうことです。
その2:受付ちゃん(ホームサーバー)
こいつはRaspberry Piで自作です。
上の動画では、
ボタンを押す→ピンポンが鳴る→お客様の来訪を音声で伝える→お客様の写真を撮影する→LINEでピンポンが押された日時と、撮影した写真が届く
という流れを実現しています。
Node-REDで作成したフローは、Amazon Alexaと連携することができるため、Alexaちゃんと受付ちゃんは様々な連携をさせることが可能。
受付ちゃんの次のバージョンでは、Raspberry Pi Zero WHを使用する予定です。コンパクト化して防水ケースに本体+小型液晶画面+カメラ+スピーカー+押しボタンを組み込み、設置は玄関の外になります。Wi-Fiで宅内にあるAlexaや次に紹介するインハウスキーパーと連動することができるようになります。
その3:引きこもりちゃん
ファイルサーバー、システムコントロール、Alexaとの連携、受付ちゃんとの連携を担う次世代型ホームサーバー。自宅LANでクローズしている処理を担うので、引きこもりちゃんと呼んでいます。このシステムが外部にアクセスすることはありません。(所有者による外部からアクセスを受け付けることはある)
上の画像の左上にある赤白の箱が本体。右にある白の箱と黒の箱は、USB接続のハードディスクです。オレンジの箱は電源ケーブル/USBケーブル/LANケーブル/電源タップをまとめているただのケーブルボックス。大きさ比較のためにサングラスを一緒に撮影しています。
引きこもりちゃんの処理能力は現在テスト中の筐体、Rasberry Pi 3 Model B+でも十分実用的ですが、日本で(技適が通ったら)Raspberry Pi 4にする予定。さらに、引きこもりちゃんを複数台用意すると、負荷分散によってさらに重い処理も実行可能になるよう作り込んでいくつもりです。
いまのところ引きこもりちゃんは、外からでもアクセス可能なDropbox型ファイルサーバー(NextCloud)の機能と、自宅内にある機器の運用監視ができるようにしてあります。
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