かつてTOWNSHIP LABOは事実上メンバーが増えず、いったん活動を停止した。月日が経ち、部屋の片付けをしていたら、TOWNSHIP LABOの名刺を目にした。当時の記憶が蘇ってきた。
なかなか理解者も得られず前に進まない苦しみ、生活が圧迫されていくプレッシャー、先がまったく見えない恐怖のなか、それでも熱い思いを胸に毎日を真剣に生きていた。そんな日々を振り返りながら、ふと思う。
TOWNSHIP LABOという名前で人を括ることが間違いであった。TOWNSHIP LABOの名刺に書いてある言葉「全力を全力で応援して夢を実現する実行型組織」。これを組織として実現するためにはまだ準備が不十分であったことを認めざるを得ない。しかし「全力を全力で応援して夢を実現する実行型人間」は紛うことなく自分自身の生き方そのものであり、過去から現在まで一貫していた。つまりこの標語は組織として持とうとするのではなく、自分自身がTOWNSHIP LABOそのものであることを理解した。
本気で求めれば、得られぬものはない。信じてきたことが加速し、広がる。
本気で事を成そうとすることと、本気での人を支えることは、相違がない。自分事と他人事にギャップがある時点で何かしらの躊躇がある。
2年間塩漬けだったシンガポールのビジネスが動き出した。一期一会をないがしろにしないことは大事だ。
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