神在月
旧暦10月。全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、ここ出雲では神在月と呼びます。
令和2年11月16日(旧暦10月2日)
- 癸亥(みずのとい)
干支の組み合わせの60番目(最後)。 - 神吉日(かみよしひ)
暦の中で神様の御加護を受けられる日とされ神社参拝や先祖供養に適した日。 - 重日(じゅうにち)
陽に陽が重なり、陰に陰が重なる日で、善事も悪事も重なるという。
稲佐の浜
出雲大社の西方1kmにある海岸で、国譲り、国引きの神話で知られる浜。
浜辺の奥に大国主大神と武甕槌神が国譲りの交渉をしたという屏風岩があり、海岸の南には、国引きのとき、島を結ぶ綱になったという長浜海岸(薗の長浜)が続いています。
また、この浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。
地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。
昭和60年前後までは、島の前まで波が打ち寄せていましたが、近年急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。
神仏習合の頃には「弁財天」が祀られていましたが、明治のころから豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。
素鵞社に奉納する砂をいただいている間に、空が陰陽に分かれた。
令和2年11月17日(旧暦10月3日)
- 甲子(きのえね)
干支の組み合わせの1番目(最初)。 - 天恩日(てんおんにち)
「天の恩恵により全ての人が福を受ける」という意味の吉日であり、とりわけ人生の転機やそれにつながる行動が吉とされている。 - 月徳日(つきとくにち)
月の福徳を得られる日とされ、万事に支障がない吉日です。 月徳日は建築や土に関係することに吉運があるとされる。 - 天赦日(てんしゃにち)
節切りの干支にもとづく選日で、春の最初の戊寅、夏の最初の甲午、秋の最初の戊申、冬の最初の甲子の日で、年4回の大吉日とされている。
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