あなたが価値観を深めたり意思を決めることはとても大切だが、それよりも前に一つ決めなければならないことがある。
それは自分の人生をどのフィールドに置くかだ。
人生のフィールドを最大にしよう。自分が闘う場所の広さは自分以外の誰にも決められないし、決めさせない。
チェス、将棋、囲碁に例えれば、盤を何に例えるかだ。あなたにとって盤は家庭? 地域? 会社? 国? 地球? それとも、この世界のすべて(The whole universe)?
僕のフィールドは、幼稚園に入る前から決まってる。この世界のすべてだ。
戦略も行動もすべてそこを目指してやってきたし、これからもそうだろう。
ゴールをどこに置くかによって、全てが変わる。
人類がまだ見ぬ頂を目指して取る行動と、それ以外には決定的な差があるということだ。
例えば2018年にとある会社を辞めたとき、次のような声が直接でも人伝てでも届いてきた。
- 一流企業の一流のポジションを捨てるなんてもったいない
- 世の中の多くの人よりもはるかに高い年収の仕事を捨てるなんてバカだ
- みんな大変なのを我慢して続けてるのに辞めるなんて無責任だ
- 残された者たちの身になって考えてみろ
- せっかく期待してたのに残念だ
僕はこの会社にいることや、この会社で何かを成すことが過程でありゴールではなかった。単純にそれだけのことだ。
自分以外の人がどんな価値観や目的で同じ会社にいたのかまで知る由もない。
ただいくつかわかることは、彼らと僕は目指しているゴールが違うこと。大切にしているものが違うこと。生きる理由が違うこと。
フィールドが違う。
僕が行きたい場所は、目先の価値を重ねるだけでは到達できない。
僕は夢を諦めていない。今まで一度も諦めたことはない。
長い間前に進んでる感覚が得られないような、苦しい日々もあった。けれど僕は諦めない。
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