組織の弱点を強みに変える（１）

今日は逆説的思考によって個人や組織の課題を解決する方法について、具体的な実例を伴って紹介していこうと思う。

まあそういうなよ。この話はけっこう多くの人に役立つんじゃないかなって思っててね。

ちょっとまってまって！

にゃーちゃんと対話したほうがうまく説明できるんだよ。

あらゆる産業において人材不足が叫ばれている。

まさに猫の手も借りたい、という状況が長く続いているんだ。

しかし猫の手じゃやっぱり役に立たないってことが明らかになってる。

コンピュータ技術の発展、AIの高度化、ロボティクスの応用範囲の拡大など、科学技術の発展によって、猫の手の代わりは機械がやってくれる時代に入ってきているんだ。

,ベーシックインカムを肯定している人たちのなかにはそういう考え方の人もいるよ。僕はベーシックインカムは試してみてもいいと思ってるけど、目的は働かなくてもよくするためではなくて、貨幣経済・金融経済によって人類の発展が妨げられている時代になったと感じているから、人類にとって「働く」の価値観の大きなパラダイムシフトを実現するためには人類の多くがお金に対する思い込みから脱却する必要があると思ってるんだ。そのためにベーシックインカムはちょうどよいきっかけになるんじゃないかなって。

端的にはイエス。

金融経済において陥りやすいドグマのひとつに、「資源や仕事など、あらゆるものには限界があって、パイの奪い合いをしていると思い込まされている」というのがあるよ。

そうだね。いつでも出てくるね。不思議だね〜！

ごはんを補充している人がいるんだよ（僕）

僕は、にゃーちゃんやきゅーちゃんのご飯を補充することを「仕事」とは思ってないよ。

にゃーちゃんは、きゅーちゃんの毛繕いを仕事だと思ってる？

それと同じってこと。

ところでたまに、きゅーちゃんがにゃーちゃんの毛繕いしようとして、にゃーちゃん怒ってるよね。あれはどうして？

人材の話も同じなんだ。

毛繕いしてくれるなら誰でもいいってわけじゃない。

めんどくさい言い方すれば、「毛繕いの技術が高い猫にやってほしい」ってなる。