宇宙と過去と未来を見てきました

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行ってきました、Miraikan
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ちゃんと早起きして、ゆりかもめの船の科学館駅から徒歩4分。
埋立地で海からの風も冷たいけれど、並ぶ覚悟で9時20分くらいに到着。
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週末はとても混雑するっていうのに、まだ8人しか並んでないじゃん!ラッキー!
でも9:30ぐらいからどかどかと人が増え、開館直前には最後尾が見えないほどの行列になってたよ。
一気に混みだすタイミングを越えてしまうと負けっぽいw

先頭集団に入ることができたので、自由な時間で予約可能(´▽`)

今後行く人のために説明をしておくと、まず入館したら、入場チケットを自動券売機で買います。
大人500円。18歳以下200円。小学校未就学者は無料。
土曜日だけは、18歳以下無料。

このチケットを購入したら、同じ1Fの奥にある大画面の下に行って、ドームシアターガイアの予約。
10:45の回を無事ゲット!(1回の上演につき定員は112名)

そのあと5Fまで直行して、VRシアターのチケット、11:30のやつをゲット!
(ドームシアターの上演時間は20分くらいなので間に合う)
ちなみにVRシアターの上演項目は2種類あって交互にやってるんだけど、一度に予約できるのは入場券1枚につきひとつだけです。
両方見たかったら、片方見終わってから予約しましょう。

というわけで無事に目的のデジタルプラネタリウム バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~ | 日本科学未来館と、Cyber Human | 日本科学未来館のふたつを予約完了。
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第一目標の「バースデイ」だけど、面白かった!
でも、メガスター2の実力をすべて見ることはできなかったかも。
なぜなら、3D眼鏡をかけて、目の前に広がる宇宙空間をダイナミックに立体動画で描き出すのはAtmosのシステム。メガスターは、その背景となる星空を映しているんだけど、とにかくAtmosの映像は宙に浮いた映像を見てるから焦点が近いし、惑星や銀河団を描く映像は明るいから、プラネタリウムの映像に戻ってきたときに瞳孔が開いちゃってて星がよくみえない状態に。
これじゃ都会で星空を眺めているのと一緒じゃないか!w

でもラストで「それでは3D眼鏡を外してください」とアナウンスされて、しばらくメガスターの星空を背景にエンディングのアナウンスが流れます。
この間に目が暗闇に慣れてきて、だんだんと多くの星が見えてくる。
なんか実際に星空を見上げてじっとしているときみたいだったなぁ。
あんまりたくさんの星があるもんだから、普段見慣れた星座を見つけるのが大変。
それでもなんとかオリオン座はみつけましたよ。

肝心の本編のほうだけど、「子供に夢を与えるには満点、大人が見るには、少し物足りないかな?」といった内容でした。

【以下ネタバレ注意】

宙に浮かぶひとつのリンゴ。
それを細かく分解して、細かい粒子になっていく。

宇宙。
地球。
月。
地球と月ができるまで。
太陽系。
惑星が生まれるまでのストーリー。
宇宙に浮遊しているような感覚。
すぐ近くを通り過ぎる惑星たち。

わたしたちの、天の川銀河。
太陽系は、天の川銀河の辺境にある、何億もある恒星系のひとつでしかない。

銀河を描く恒星の砂たちが、リアルに目の前で立体的に廻っている。

そしてその銀河も、ほかの銀河と影響しあい、ぶつかりあいながら、変化している。
銀河をさらに大きな目でみると、それは銀河団を形成している。

その銀河団はさらに何億も集まり、超銀河団を形成している。

さらに超銀河団は、網の目のように連なり、大きなグレートウォールを形成しており、その網の目の間には、銀河がほとんど存在しない超空洞がスポンジの空洞のように存在する。

(このプログラムではグレートウォールや超銀河や超空洞(ヴォイド)という名前は使わなかったけど)

これが、現在わたしたちが知り得る宇宙の姿。

ナレーションはさらに、生まれたばかりで物質がどこでも均等に分布していた初期の宇宙から、どうしてこのような分布がはじまったかを説明する。

塵があつまり、星となる。
この宇宙のすべては、重力によって支配されている。

すべては、塵からはじまった。

わたしたちのすべては、同じものから、できている。

 

いやー自分は宇宙に興味があるからアレだけど、子供や、宇宙に興味のない人にはとてもいいプログラムだったと思うよ!!
なーんてかみさんと話をしようとしたら、かみさんはつまらなかったそうだww

未来館はすべて、科学技術を楽しく身近に経験できる場所なんだよね。
「お父さんと息子」が楽しめる場所なのかもしれないねw

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日本が誇る高性能ロケットエンジン、LE-7A。
宇宙開発事業団が開発し、H-IIロケットの第一段に使われている。
もちろんここで点火はできませんw

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海底6500メートル(設計上は15000m弱)まで潜れる、大深度有人潜水調査船、しんかい6500。
本物のしんかい6500は今も現役。こいつは1/1のモックです。
もっとも、本物の重量は26トンくらいあるらしいので、ここに持ってきたら床が抜けるw
しかし全長9.5mという大きなボディなのに、与圧されている球体はほんとに狭い。
しょぼい遊園地の小さい観覧車のボックスより狭い。そこに3人も入って、8時間も潜行するんだ。もちろんトイレもない。大変だよなあ。
プロジェクトXを思い出した。
この球体の溶接に、日本の造船技術を支える溶接のプロが関わったんだよね。

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みなさんご存知、アシモくん。
デモは見られなかったけど、たまに動いてました。

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Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)。
未来館の吹き抜けに浮遊する巨大な球体。
100万個のLEDで全方位ディスプレイになっており、世界中の気象衛星からの情報をリアルタイムに反映して表示したり、過去の地球の姿を再現したりできる。
手元のコントローラーをぐりぐり動かせば、映像もぐりぐりと廻る。

大きさは、直径6.5メートル。
実際に見るとなかなか大きいです。
周囲を取り囲むようにスロープになったブリッジがあるので、そこを歩いて大きさを実感できる。

他にもスーパーカミオカンデの模型や光電管の実物とか、天体望遠鏡すばるの模型とか、いろんなロボットとか、超伝導とか、いろいろあったんだけど、かみさんがすっかり飽きていたので適当に退場しました(´・ω・`)

コメント

  1. ちゃぼ より:

    むむ。

    はるなさんの日記を読んだら別にどうでも良くなったけど、これ読んだらまた行きたくなっちゃったぞ。

  2. うずら より:

    プラネタリウムのいちばん残念だったところはね、部屋の大きさかな。
    もっと広大な部屋を想像してたんだけど、けっこう狭いんだ。(ドームが小さい)
    あんま期待しないで行ったら楽しめるよw
    自分は絶大な期待をもっていったから、ちょっと空振りしたけどw
    しばらくプラネタリウムめぐりでもしようかと思ってる。

  3. ちゃぼ より:

    ツンデレなプラネタリウムがあったら教えてね。

  4. うずら より:

    んだねー、いいの見つけたら書くよ!

  5. 匿名 より:

    私は、2年前だったかな、家族で行きました。
    ちょうどその頃、子供が授業で星座の勉強していたの。

    プラネタリウムを探していたら、メガスターというキーワードを発見して、ちょっと調べたらこりゃすごそうだってことで、開場30分前に並びました。当然1番w

    私は大昔のプラネタリウムしか知らなくって(千葉城だったかな)メガスターは良かったです。

    帰宅してから、早速アマゾンでHOME STAR購入しました。
    ほんとに時々しか使わないけど、心休まる感じ。

    ジオコスモスは、ぐりぐり動かすと面白いよね。

    つか、自分が一番楽しんでた。

  6. うずら より:

    匿名さん>
    わいちゃんかな?
    ジオコスモスって、操作させてくれるんだ!
    人が集まっていたから、見るだけで帰ってきちゃったよー。
    ホームスターもってるんだ、いいなぁ。
    やっぱりおもちゃのプラネタリウムとは違うのかな?

  7. わいちゃん より:

    すんません、名前なかった。

    ジオコスモスはコントローラーがあって、触らせてくれるよ。

    HOME STARは、おもちゃだと思ってたよ。高いけどね。
    最近おもちゃやとかでみかける低価格のやつは投影したところを見たことが無いから比較できないな~

    私のはHOMESTAR PROですが、最上級モデルHOMESTAR EXTRAがいいね。

    出力は5倍にパワーアップしてて、PROは「暗闇」にしないとダメだったけど、EXTRAは明かりを落としたリビングルームで十分に楽しめるそうです。
    その代わり、結構高い!

  8. うずら より:

    HOME STARにもそんなに種類があったんだ、知らなかった。
    お風呂で楽しむタイプもあるんだね。
    EXTRA、調べたら7万円以上するじゃんw
    高い(‘A`)