自分のものとは思えない感情の起伏が激しく、困る。
悲しみ、怒り、孤独感、絶望感、幸福感。ときによってその感情は異なる。
決まってそのあと、ものすごい自己嫌悪と、絶望感に襲われる。
自分が自分をコントロールできなくて、誰ができるのだ?
激しく自分を非難する。
何度繰り返したら元に戻れるのだろう。
元に戻るってどういう意味だろう。
本当は、今の自分が本当の自分なんじゃないのか?
明るくて優しくて頼りがいがあって健康的だった自分は、虚飾だったのではないか?
そんな気持ちになる。
実際のところ、どっちも自分なのだ。
だから、今の自分の状態を「俺はこんなはずじゃない」なんていくら考えたところで、自分なのだ。
本来あるべきだと自分が信じている自分の姿とのあまりものギャップ。
このギャップを埋められないもどかしさ。
イライラ感だって、薬からきているだけじゃないはずだ。
治療に専念できない。
自分がまた、同じ状況になってしまったことを、認めたくない自分がいるからだ。
うつ病であるということを認めるのは、恐ろしく勇気がいることなんだ。
また地獄のような日々があるということを知っている、再発の場合、なおさらだ。
妻に負担をかけすぎてしまっていることが、最大の悩みだ。
これ以上負担をかけたくない。
ではどうしたらいいか。仕事をすることだ。安定して。
妻の心身状態は、自分の調子と連動している。
だから死にたいと思ったって死にたいなんて口にできない。
ここになら書ける。前後した思いを説明できるから。
職場に出した診断書には、「希死念慮」という言葉が含まれていた。上司は、「あんな四文字熟語なんて存在すら知らなかった」「死にたいっていうけど、誰だってそんな気持ちになることあるよな」「俺だって死にたいと思うことがあるよ」「死にたいって口にしているうちは、大丈夫だ」といっていた。
そうではない。死にたいって口にしたら最後だと思ってる。
本気で治したい。治るって意味がよくわからないけど、とにかく以下のような状態に戻りたい。
- 仕事や日常生活に支障がない
- 感情の起伏が今ほど激しくなく、理性的に行動できる
- 眠れる
- 食欲がある
- 体を動かすのが苦痛ではない
- 不意の制御できない感情から解放される
もしかして自分はうつ病じゃないんじゃないか?とか
うつ病の治療にはリラックスが大事という以外に、カウンセリング、心理療法、自律神経訓練法なども有効だとする話もある。ほかにも漢方や針、灸などの東洋医学に基づいた治療で効果が出た人の話も聞く。
いずれにしても保険適用外となれば負担は馬鹿にならない。
カウンセリングといっても検索すれば山ほど出てくるわけで、一体どこのカウンセラーが良いのかまったくわからない。
セカンドオピニオンがほしい。
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