ランニングを始めて本当に良かったと思っている今日この頃。
走ると本当に気持ちがいいです。日常生活でズレてしまった体のギアが綺麗に噛み合い、油の切れかかった部品に油を注したような気分になれます。
最近はランニング仲間と走るとき、会話が絶えません。話しながら走れるくらいの力がついてきたというのもありますが、たとえば10km(皇居2周)を会話しながらゆっくりと、1時間くらいかけて走るんですが、不思議と走行中ってみんなあんまりネガティブな話題を出さないんですよね。
というか、ランナーの人たちは基本的にポジティブ思考な気がします。走っているときも、そうでないときも。
朱に交われば赤くなります。自分がネガティブ思考だってわけじゃないんだけど、やはりエネルギーに満ち溢れていて、どんな事にでも全力で取り組んで、人生を本気で突き進んでいる人たちが周囲にいるのは良いことだと思います。これはランニング仲間に限った話ではないですね。
一人で走るときは、心をからっぽにして景色を楽しんだり、テーマを決めてじっくりと考えにふけったり、いろいろです。
「一緒に走る人がいないとついつい楽をしてしまう」のは、初めの頃だけでした。今は逆に、一人でいろいろ考えながら走るのが楽しかったりします。
たまに一人で、たまに仲間と走れるのがいいですね。
さてご存知な方はご存知ですが、私はランニングの記録をNike Plusに登録しています。
このシステムが無かったら、今までランニングを続けることは出来なかったかと思います。それくらい秀逸なシステムです。やる気を維持するためのいろんな仕組みが組み込まれています。
私の場合はセンサーを組み込んだナイキのシューズとiPhoneの組み合わせでやっていますが、iPod nanoでも出来ますし、音楽を再生する機能がいらないのなら、専用のバンドもあります。
"(ナイキ) NIKE NIKE+ SPORTSBAND2(ナイキ+ スポーツバンド2) アンスラサイト/ボルテージ 077アンスラサイト/ボルテージYEL" () |
Nike+を始めるためには、以下のものが必要です。
(1) 以下のいずれか
- NIKE+ SportBand(上記のバンド)
- iPhone 3GS(3Gは非対応なのでご注意)
- iPod nano
- iPod shuffle(2008年9月発売の第2世代以降)
(2) Nike+のセンサー
iPod nanoの場合は、センサーからの電波を受信する機能が内蔵されていないので、レシーバー付きを買う必要があります。
それ以外の場合は、センサーのみで大丈夫ですが、センサーのみが売っている場所は限られている模様。
Apple Storeと近所のスポーツオーソリティでセンサーのみの販売を確認してます。
"Apple Nike + iPod Sport kit MA365J/B" (アップル) |
センサーのみ → http://store.apple.com/jp/product/MA368J/D?mco=MTY3ODQ5OTY
(3) センサーの収納場所
Nike+に対応したNikeのランニングシューズを使っている方は、センサーを収納する場所がシューズの中敷きの下にあるので、そこに入れるだけです。
それ以外の靴を履いている方には、以下のように靴ひもに固定できる便利なケースが売ってます。(ヤマダ電機のiPodコーナーにもありました)
"Marware Nike+iPod用センサーホルダー SportSuit Sensor+ MW-SSSS-BK" (Marware) |
Appleデバイスで始めたい方は、以下のサイトをご確認ください。
Nike+のFAQは以下です。
バンドあるいはiPod nano/shuffle/iPhoneをPCにUSB接続すると、ランニングの記録がNike+のサーバに同期されます。
それをもとに、Webページで様々な情報にアクセスしたり、チャレンジやコース、トレーニングを組んだりすることができます。
これらのWebサービスはすべて無料で受けることができます。
▼ちなみに私のNike+の走行距離。
ランニングの距離が増えていくとランキングが上がりますが、上がったら何がどうなるのかはイマイチ良く分かっていません。
▼このように、過去の走行データにアクセスできます。各グラフをクリックすると、詳細が表示されます。
事前にマップでコースを作って割り当てておけば、どこを走ったのかも分かりますし、メモをつけておくこともできます。
▼ランニング仲間が作ったチャレンジ。チャレンジは好きな条件で誰にでも作成可能。このチャレンジは、1月〜3月で30km走ろうという、かなりゆるいチャレンジです。
ちなみに1位の人は元同僚のラン仲間ですが、1月から既に822kmも走ってますね。尋常じゃないです……。
▼トレーニング画面。私は5月30日に山中湖マラソンでハーフを走る予定なので、ハーフマラソンを走れるようにするトレーニングをやっている最中です。なかなか指示通りに走れていませんが、ハーフを走れる体を作るためには何をしたらいいのかという目安になるので重宝しています。
ほかにもランニング初心者向けの「まずは5km走れるようになる」トレーニングや、10km、フルマラソンなど、いろんなトレーニングがあります。
▼ランニングコースは以下のようにGoogle Mapsと連動していて、道路をクリックしていくだけで簡単にコースを登録できます。曲がり角やカーブなどは自動的になぞってくれるので、本当に簡単です。下の画像は、皇居1周のコース。
ほかのユーザが登録したコースを見ることもできるので、自宅のそばに誰かが登録した良いコースがあれば参考にできて便利。
また、Nike+をつけて走行すれば走行距離が出ますが、これはGPS非連動なので精度があまりよくないので、ここでコースを登録して、正確にどれくらいの距離を走ったのか(走るのか)確認もできますね。
▼コースの登録が多い場所が白く光っています。やはり人口の多い都市部に集中していますね。
▼関東を拡大してみると、やはり東京23区内は凄い数。ランナー人口も多いですからね。
ランニング仲間がどれくらい頑張っているかを確認することもできますし、いろんなチャレンジに登録して自分に目標を課すこともできます。
ランニング用のガジェットとしては、Nike+より高性能なものもたくさんあります(GPS連動とか心拍計付きとか)。しかし手軽にランニングを楽しみたいなら、Nike+おススメですよ。
コメント
NIKE+楽しそうだな~
nanoとアームバンドは持ってるんだけど、アームバンドからヘッドフォンのケーブルがプラプラするのが気になるからシャッフル命なんだなw
スポーツバンド2っていう選択もあるんだね^^
検討しよう・・・
月間400走る方はフルや短いレースはどれくらいのタイムなのかな?
> らーちゃん
ケーブルが気になるならBluetoothもいいね。でもそしたら先日紹介したPMX 80が使えなくなっちゃうしなぁ。
月間400の人の公式記録は、わかりませんw
なにしろ遠方在住で、今はNike+を通じてランニングを一緒に頑張っている間柄なので。