口に出すのは恥ずかしいかもしれないけど

愛という言葉を口にするのは、人によっては抵抗が無いかもしれませんが、多くの日本人にとっては恥ずかしいことのようです。
実際僕もあまり口にしません。
名詞として話題に出すことはあっても、動詞として使うのはとても照れくさいです。

ある大人達は、愛を知っています。愛について深く考えています。
そして他のある大人達は、愛を信じていません。

愛に対する不信を持つ大人は、多くの場合、とても頑なに愛を否定するように思います。
どうしてでしょう？

彼らに愛が無いから？
そうではないと思います。
愛よりも他の何かが大きいのです。きっと。
それは、恐怖、不信、欲望、疲労、倦怠、自信、お金、その他を指します。
これらは、愛を惑わすことができます。いとも簡単に。
悪いものだとは限らないし、避けることもできないものですが、大事なのは、自分が愛やそれ以外の要素とどういう関係を築き上げることができるか、これに尽きます。

狭い了見で満足しないぞ、という気概は、とてもあなたの役に立つでしょう。
そしてあなたは常に、発展途上だということを忘れないでいてほしい。
僕も肝に銘じます。