やりたいことをやる時間

こないだ知人に言われたこと。
「いったい何を削って、それだけ色々なことができるの？」

あんまりそういう意識ないんだけど、何を無駄な時間って思うかは、人それぞれじゃん？

で、その質問した人と自分の生活を比べて考えてみたら、こんな違いがあった。

• テレビを見ない
• ラジオを聞かない
• 新聞を読まない
• ギャンブルしない
• 晩酌しない
• 休みの日は、休み

テレビを見ないについて

テレビが好きなみなさんには申し訳ないのだが、ほんとに日本のテレビはつまらない。

テレビの気に入らないところは、いくつもある。
一番気に入らないのは、視聴者を馬鹿扱いするところ。
ていうか民放ってターゲット視聴者が馬鹿前提でしょあれ。

テレビ番組の進行の遅さがむかつく。
バラエティにしろ、ニュースにしろ、いいから早く前に進めと。
常識的なことにも説明いれて、ゲストが「へぇ～！」っていうあれ。
まあこれは、少ないネタで時間稼ぎしてるっていうのもあるんだろうね。
でもこっちは、30分も1時間も自分の貴重な時間を費やして、テレビじゃないと得られないようなものを期待しているわけですよ。で、ことごとく期待はずれになるわけで。
ニュースなんてテレビや新聞よりずっとネットのほうが即時性も高いし、情報量も多いし、いろんな角度からたくさんの人が意見してるのも見られるし。
テレビからの情報をシャットアウトするのは、情報過多のこの時代、必然でしょう。
情報はいかに得るかという時代はとっくの昔に終わってて、いまは価値の低い情報をいかに捨てるかという時代。

海外にニュース番組（CNNとかBBCとか）は、かなり良いテンポで報道してくれるのに、日本のニュースはどうしてああなんだろうね。とくにアナウンサーの意見を述べるタイプや評論家が出てくるタイプ。

バラエティだって嫌いじゃないんだけどね、最近はお笑いタレントが馬鹿なこと言って自分をアピールして、自己満足して終わりみたいな雰囲気じゃないか。
もっと一般の人が参加する番組が増えたら少し考えてやってもいい。
でも一般の人はテレビ局やスポンサーの利害関係なんて知ったことじゃないから、とくに生放送で出すのなんてほんと難しいんだろうね。かといって録画でいいようにカットなんかして、ネットで悪評ばらまかれたらそれはそれで収拾が面倒だしね。

テレビドラマも20代前半のころ、結構見てた。
しかし、毎週同じ時間にテレビの前にいるというのが苦痛。
じゃあ録画すればいいじゃない？録画した映像を見る習慣がない。録画しっぱなしになる。
テレビの録画ってほんとあれみんな、いつ見る時間を捻出してるの？
というわけでウチにはDVDレコーダーもHDDレコーダーもありません。
PC用のTVチューナーが押し入れのどこかにあるからやろうと思えば録画は可能だけど、録画してまで見たい番組もない。

テレビフリーな生活は、ほんとお勧めです。
我が家ではテレビをほとんど見ません。
1ヶ月、2ヶ月の間一度もテレビの電源が入らないこともよくあるし。
たまにつけたとしても、1時間が限度っす。
それ以上つけてるとあの無理な笑い声やテンションで疲れる。

最近地上波で一番面白いのはNHKだと思う。
なんだかんだ言って、高品質な番組を作るし。
BGMがなくて、やたらリアルなドキュメンタリーとかたまにあるよね。
ああいう番組好きだなぁ。ドキドキするよ。
でも事前にTV番組表をチェックする習慣がないから、そういう番組に巡り会うこともほとんどない。

雑談で苦手な話題は、「スポーツ」と「芸能」。
この二つは、昔っから全くダメ。
話題についていくためにスポーツ観戦するようになってそこからスポーツ好きになったって人もいるけど、自分はそんなの関係ねえっす。
興味を持つのはオリンピックくらいかな。

プロ野球選手、全然知りません。
メジャーリーグの話もまったくわかりません。
超有名選手しかわかりません。
芸能人の名前も、全然知りません。
「えー？○○を知らないの？やばいよそれ」
よく言われます。

テレビ見ないから、ニュースキャスターやアナウンサーの名前もわからない。

芸能・スポーツ系の話題がまるっきりダメだと色々困るんじゃないかと思う人もいるかもしれないけど、全然困りませんよ。

スポーツは、自分でやるのは楽しいと思う。
プロスポーツ（野球とかサッカーとか）は、全然おもしろくない。
ていうかプロ野球選手とか、プロサッカー選手ってほんとにスポーツ楽しくてやってるのかな？
こんなこと書いたらスポーツ好きな人に叩かれそうだけど、他に稼ぐ手段がなくて仕方なく続けてる人って、結構多いんじゃないの？
でもオリンピックは、もし自分がだまされているのだとしても、スポーツマンシップを感じるから好き。
ひとつひとつの試合や挑戦に、なんかエネルギーを感じるし。

モータースポーツもスポーツに入れてくれるのだとしたら、好き。
気合いだけじゃ勝てないところがいい。
設計する人、製造する人、チューニングする人、メンテナンスする人、運転する人、マネージする人。
モータースポーツって、すごくチームワークが大切なスポーツなんですよね。

総務省の情報通信統計データベースによると、一日あたりのテレビ平均視聴時間量は、平日で3時間44分、日曜で4時間37分。まじかよ。嘘でしょ？
ていうかテレビ離れとか言われてるっていうのに、毎年平均時間が増えてるってどうなのこの統計。
まあこの統計通りに生活してたら、一週間あたり平均で23時間ちょっとテレビを見てるってことになる。
丸一日じゃん。
その時間を他に使うと、いろんなことができるわけだ。

 

ラジオを聞かないについて

昔、車にはカセットデッキとかCDプレイヤーくらいしかついてなかった時代には、車の中が唯一のラジオ空間だったなぁ。
しかし車にiPodが接続できるようになったいま、ラジオの出番は無い。
ラジオが唯一役に立ってくれているのは、VICSの渋滞情報受信だけだ。
まあラジオは、聞きながら他のこともできるから、あんまり関係ないよね。

 

新聞を読まないについて

新聞は不便だ。
満員電車で広げたら顰蹙ものだしね。最近は電車で新聞読んでる人がほんと少なくなりました。
昔は新聞読んでる人＝世の中の流れに敏感な人、って印象があったけど、今じゃまるっきり正反対だもん。
新聞読んでる人＝ほかに情報取得手段がないのかよｗ
みたいな。
実際、新聞を手にしてみるとわかる。うおすげえ！この記事よくまとまってていいわ！っていうことは、ほとんどありません。それから、だいたい既にネットで手に入れている情報を目にすることになる。
そんなものにお金を払うことは、無駄である。
なによりiPhoneや携帯が便利なのは、ちょっとした隙間時間を使ってニュースが見られることだ。
それから、必要な情報と不要な情報をフィルタしやすい。
新聞を隅から隅まで読んでる時間があったら、本読んだほうがいいや。

 

ギャンブルをしないについて

何が面白いのか全く理解不能。
パチンコだって友達に誘われて何度か行ったことあるし、儲かったこともある。
競馬も友達に誘われて錦糸町の場外に行ったことある。
どっちも何が面白いのか全くわからなかった。
競馬、見るのは嫌いじゃない。馬はいつでも一生懸命だもんね。
馬の走る姿は感動する。でもお金かけて見るのは楽しくないな。
馬主になるのはいいかも。そんなお金ないが。

ギャンブルの楽しさ知らないなんて、かわいそうだねーって言われたことあるよ。
ギャンブル以上に楽しいことを知らないなんて、かわいそうだねーって言い返したけど。

 

晩酌をしないについて

外に飲みに行くのは嫌いじゃないよ。毎週行くとか、絶対ないけどさ。
なかなか会えない人とたまに会って話をしたいときとか、会社の人と何かお祝いしたりとかさ。
普段聞けないような話を聞けるいいチャンス。楽しい。
でもそれは晩酌じゃないんだ。

晩酌すると酔っぱらうでしょ？毎晩でしょ？
酔っぱらうと、たいていの人はあとはもう寝るだけ、になるよね。
そしたらもう、何もできないじゃん。
帰宅して風呂入って、晩飯食いながらビールだか焼酎だか飲んじゃったら、、、
あ、そうか。だからテレビを見るのか。
起床→仕事→帰宅→晩酌→睡眠
なんて毎日やってたら、他にやりたいことをやれる時間がなくなるのは当然かと。

 

休みの日は、休みについて

休日こそ、自分がやらなければならないこと、やりたいことをやれる日だ。
MMOを引退したのは、やりたいことが何もできなくなるからだ。
ゲームは大好きだけど、MMOを引退したのは間違ってなかったと思ってる。
語弊がないように書いておくけど、ちゃんと時間にけじめがつけられる人だったら、MMOは最高に面白いし、コンテンツをちゃんと選べば、すごくいいです。
でも自分は無理。あんなに面白いものやっちゃったら、際限なくやっちゃうもん。
だから引退した。
おかげで、いまはゲームをやると罪悪感すら残るという、ちょっと極端すぎるような状態。
でも正直なところ、ゲームとかハマっちゃうと、昔の病気してた頃に戻っちゃうような不安はあるんだな。

これはよくないと思ってる。ゲームやりたいなら、時間きめてやればいいんだよなあ。

 

で、長ったらしくいろいろ書いてみたけど、テレビ、ラジオ、新聞、ギャンブル、晩酌をしないことで、それほど自分が使える時間に差があるのかな？
と疑問に思った。

ひとつ大事なこと忘れてた。

うち、子供いないんだｗ