幕張メッセで開催しているサイクルモード2010に行ってきた。
会場の10時を30分くらい回ったところで現地に自転車で到着。
やっぱり実物を見ると欲しくなるな。車と一緒だ。
一日かけて、ほぼ全てのブースを回った。カタログに金取るメーカーってどうなのよとか思いながら、いくつか搾取されてきた。
気がついたんだけど、日本のメーカーでカタログ代金請求するところはひとつも無かったね。Bridgestone, Raleigh, Testach, etc.
Trekは「100円以上の募金と交換」。アメリカ企業らしい。
欧州企業は500円が相場か。しっかしこんなカタログ、行きつけの自転車店に行けばもらえそうなもんだ。ま、いいか。
入場前に、試乗に関する同意書にサインをしてリストバンドを付けてもらえば、ほとんどのブースにある試乗車に乗れる。
折角だからロードバイクに乗ってみたい。というわけで何台か試乗してきた。
初めてのロードバイク、初めてのクロスバイクと同じくらいの感動があった。
足をペダルに置くだけで、前に進んでいく。
そうか、こんなにラクな乗り物と国道で追いかけっこしてたのか。
ドロップハンドルと前傾姿勢。やる気にさせる。
まず試乗したのは国内フレームメーカーのTESTACHのクロモリバイク。
クロモリはしなやかな足を持っているとよく言われるけど、それを感じることができたように思う。試乗した自転車のサイズがちょっと小さすぎたのが残念。
妻が試乗した、700cで最小サイズを目指して設計されたという女性向けフレーム。
Pioneerのブースで、新城幸也選手を発見!
アイドルやスターがいても動じない自分がドキドキしてしまった。
だってツール・ド・フランス観てたもん。
Pinarello DOGMA 60.1。カッコよすぎる。イタリアンスピリットだ。
自分がほしい自転車ナンバーワン(だった)、KUOTAのKOM。
Trekのブースは、100万円越えのProject Oneがずらり。
その後、以前気になっていた折りたたみバイク「STRIDA」に試乗。
直進安定性が低くてビビったけど、慣れればかなり快適。
ママチャリ並の座り心地の良さと、背筋をまっすぐ縦に伸ばして座れる快適さ。
視点が高くなる見晴らしの良さがけっこう気に入った。
最後にAnchor(ブリジストン)へ。
かなりの数の試乗車が用意してあったにもかかわらず、大人気で試乗まで結構待たされた。
妻が選択したのはレディースモデルとして展開されている3機種のうち、いちばん安いアルミロード。現実的なチョイスだ。
自分はせっかく滅多に無いチャンスだからRMZというカーボンロードで一番高いモデルに乗ってみた。(フレームだけで48万円)
ひとり10分間の制限時間つきの試乗。
やはり最高級だけあって、ギアチェンジの快適さから軽さ、剛性感まで文句なしだ。
ロードバイクは全体で平均すると総重量が8kg〜9kgくらいと言われているが、試乗したRMZは完成車の状態で6.9kg。トップチューブを片手の二本指で持って軽々と持ち上げられる。羽のような軽さだ。
ちょっと力を入れて漕げば、あっという間に恐怖を感じるくらいの速度になる。
試乗コースにはそこそこの直線があったけど、とてもじゃないがこの自転車の性能を出し切ることはできなかった。ちょっと漕いだらすぐに次のコーナーなんだもの。
まあ試乗コースはアスファルトよりもキメの細かい滑らかな床だったし、実際にもうちょっとデコボコした道で走ったら印象も違うのだろうけど、それでもロードバイクのフラッグシップモデルがどんなものなのかを知るには十分だった。
総合的な印象として残ったのは、やはり工業製品を作らせたら日本人の右にでるものはいないということだ。こんなこと書いたら反対する人がたくさんいるかもしれないけど、自分にはそう感じられた。
日本:品質
イタリア:デザイン
アメリカ:マーケティング
ところでサイクルモードのチケットは、前日に別件でいつもの自転車屋に寄ったら、無料招待券を2枚もらえたのでタダで済んだ。
【おまけ】一緒に行ったT氏のお気に入り:
おまけ2:変わり種自転車たち
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コメント
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