久しぶりに更新

こちらのブログを読んでくれている方がいま現在何人いるのかもわからない。
アクセス数も確認していないし。

昨年、体調がダイブして職を失ってから、錯綜していた。いや、実際にはもっと前から自分がどこへ向かっているのか、自分が何なのか、全く分からなくなってしまっていた。

当然ながら今でもよくわからない。僕が20代〜30代で築いてきた社会人としての価値なんて、本当に価値と呼べるものだったのだろうか。中途半端に短い職歴を重ねたのは病気のせいもあったかもしれないが、これから先僕はどうして生きて言ったらいいのだろうか。僕は何がしたいんだろうか。

若い頃からずっとずっと疑問が変わっていない僕は、まったく進化していない。18の頃だって同じこと考えてた。

技術？営業？マーケティング？やりたいことを職種で示すのか？従業員とは何か？会社経営とは何か？社会貢献とは何か？利益はなんのため？格差とは何か？貧富とは何か？人生の意義とは？Quality of Lifeとは？生きる価値とは？死なない理由とは？愛って何？与えたいのに与えられないジレンマ。僕は退化していないか？

本当に社会に与えたいと思ったことをやっていない理由は分かっている。僕が金の亡者だからだ。
僕以外にもそんな人はごまんと居るだろうけど。

金が必要だから、やりたくないことをやる。
やりたくないことをやれば、代わりにやってもらった人からお金がもらえる。
それが世に言う「評価」ってやつか？評価されるために生きているのか？違うだろう？

評価されるためではない。人を愛して愛されるために生きているのだ。
人に喜んでもらい、共に歓びを分かち合うために生きているのだ。
なぜそれが分からない、自分よ。頭で理解するのと行動するのは、全く違うことだ。

僕は理想を追い求め過ぎるのか？よくプライドが高いと言われるけど、人としてのプライドを失ったら、前に進むことをやめてしまうだろう？前に進まない人生ってなんなのさ？前に進むということは、辛い山を登り続けることとは違う。やりたくないことをやっていれば、前に進むのは辛い。しかし自分がやりたいことを生業としていたら、前に進むことそのものが人生である。それが見つからない人、まさに自分だが、そういう人が、途中の沼に嵌り込む。抜けられない。そこでぬくぬくとしてしまう。しかしそういう沼があるからこそ成り立つ内需がある。日本の内需はアホみたいにでかい。そういうところにハマっている人を、ハマっていない人が喰らう。

僕はこの、喰ったり喰われたりという関係がものすごく嫌いなので、そこから離れて生きていきたいのです。これが僕の最初の意志なのです。

幸せを提供するなんて夢みたいな甘いこと言ってるなよとか、よく言われるし言われると思うでしょう。
でもそういう事を言ってる連中のほうがむしろ甘いのだ。夢とかやりたいことに向かって立ち向かうことをせず、新しいことに飛び込んでいくリスクを恐れ、ぬくぬくと暮らしている甘い連中に、何がわかるというのだ。

見つからなくても、探し続けることが大事。
わからなくても、理解しようという思いが大事。
なにがなんだかわからなくても、少しでも自分の頭にかかった靄を取り除く努力をしよう。

世界を愛するということは、そういうことじゃないのか。

自分よ、勇気を振るえ。そして、これを持続させる力をください。手抜きは、しませんから。