上野〜大井〜目黒〜新宿

久しぶりに明晰夢を見ました。けっこう長いストーリーでした。本田宗一郎さんと藤沢武夫さんが出てきました。場所は、明晰夢に出てくるいくつかの舞台のうちのひとつ。大きなビルが互いにつながってしまうくらいの巨大な建物群のなかにある豪奢なホテルです。

夢の中で本田宗一郎さんと藤沢武夫さんが語っていたこと。
「上を見て歩いていいんですよ。上を見て歩かなくて何が成せますか」
大きな大きなパワーのこもったメッセージでした。


朝5時に起床して、Mamiさんに誘っていただいていた「上野でラジオ体操」と「不忍池で散歩」および「朝カフェ」に参加しました。そこで出会った初老の知的な男性の話をします。パナソニックの元役員の方で、晩年の松下幸之助さんと交流していたという稀な経験をお持ちです。退職後ご自分で会社を起こし、現在は英語を教えるボランティア等をなさっているそうです。HONDA創業者の夢を見たあとに、松下電器の創業者の話題という流れに、なにか不思議を感じました。

不忍池の蓮はちらほらと咲き始めていました

その方との会話で上がった内容が、企業利益の考え方、仮想通貨における信用の置き方、AIの本質についてです。各トピックにおいて鋭い洞察があり、久しぶりに知的に刺激のある会話を楽しむことができました。AIの話題においては、自分が数年前から画策している人工知能研究所の設立について、つい力説してしまいました。

松下幸之助さんが生前に主張なさっていた「利益は社会貢献である」という言葉をご紹介いただきまして、この言葉について語りました。聞いた瞬間は「ん?」と腑に落ちなかったのですが、その一瞬後、まさに自分が昨今悩んでいた、利益のあり方についての明快な回答であると理解できたとき、深い感動がありました。

本田宗一郎さんの「会社は会社のためではなく社会のために存在する」という信念と通じるものです。

どんなに明晰な頭脳の持ち主でも実際に幅広い経済活動の経験と掘り下げた事実の突き合わせを積み重ねていなければ、「利益は社会貢献である」という言葉の表面的な意味合いは頭で理解できても、本質は体得できないでしょう。その考え方については、意見が一致しました。下手に手短で稚拙な説明をここで試みて誤解を招くことは避けたいですし、きちんと説明すると一冊の本が書けてしまいますから、これについては個人的に改めて書いていこうと思います。

AIの未来については、改めて僕個人が2015年頃から主張を始めた、認識と認知に関する考え方が世の中に浸透し、課題提議され、解決策が実践されていく時代になるとの確信を深めました。できるならばそこに関わっていきたいですし、第一線に身を置いていたいと思いました。具体的にAIのどの組織に所属していなくとも、コミュニティを離れていてもなお、個人的な思いをもとに活動は続けていくべきだと思います。AIの普遍的な課題に向き合う活動は、以前まで考えていたような草の根からの発展も肝要であるけれども、理解を要する範囲が広大であるがためにオープンな草の根活動だけでは分科によって意義が薄まってしまうという欠点を感じました。したがって今までになかった新たなチャレンジの道筋に思い至りました。それは、国策の一環としてファンドではなく国のバックアップを得て活動できる形にすることです。そのようになれば、様々な恩恵が得られるということにAIの将来と、日本の未来の目標点のひとつとして確固たる分野が拓けるという可能性にワクワクしました。難しいことですが、不可能ではないはずです。

難しいことでも不可能ではないという直観を得たときには、いつもワクワクします。

その後、朝カフェメンバーで地方競馬の調教師をしている方のご厚意で、大井競馬場の厩舎を案内していただきました。サラブレッドに触れ、ニンジンをあげることができました。品川区の埋立地でこんな経験ができるんですね。ナイトレースが開催されていることも知ってはいたのですが、いままでなんとなく興味の範囲外でした。その後、お茶を飲みながら競馬界のさまざまな疑問をぶつけ、明快に教えていただくという貴重な時間までいただきました。

調教中のサラブレッド。とってもあたたかい。体温は38度くらいだそうです。

斉藤由貴主演の「優駿」という映画を思い出しました。たしか原作の漫画があったはずです。

バックストレートからメインスタンドを望む。ダートの深さは17cm。ここを平均時速60キロで抜けていく。

馬主になるということについてシステム的に持つ課題は多くありますが、実際に馬主になった人は、馬や競馬についてどのような考え方を持っているのか興味が沸きました。馬主になるにはお金がかかりますが、いつか機会があれば経験してみたいと思いました。

場内は自転車とすれ違うかのように馬とすれ違う。23区内の異世界。
力持ちの馬。馬車を引いたりするそうです。サラブレッドより大きい。

その後帰宅したら、アレッタから「Makiさんがボロネーゼを作ったから食べに来て」と電話をいただきました。夕方からのヨガの前にアレッタに立ち寄りました。
そこでMakiさんのお母さんから聴いた話がまた面白かったのですが、話の中でまた松下幸之助さんが出てきました。彼女の家計はみな事業で大成功しているのですが、叔父さんのひとりがまだ貧乏だった頃の松下幸之助さんとご友人で、さまざまなビジネスへの挑戦を共になさっていたそうです。

ボロネーゼ、おいしかったです。ちょっと我が家の味に似ているかも。Makiさんはいつもどおり忙しくて顔も見られなかったけれど。

最近、自分の身の回りの人の流れが変化していることがわかります。
突然はじまったことではなくて、以前からずっと自然な流れで変化しているのだなあと、今では理解できます。

夕方からはMarcoのヨガレッスンでした。他の参加者がひとりもいないという事態で、マンツーマンのクラスになりました。どうやら近所でブラジルのフェアをやっているそうで、皆そちらに行ってしまったのではないかとのこと。ともかく、丁寧に教えていただけるまたとない機会でした。

身も心もスッキリとしたところで帰宅。今日もいろいろありました。
楽しかったなあ。

Hiro Hayashi

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