Reasoning

この記事は約2分で読めます。

頭の使い方について。ある課題を与えられたときまず課題の要素を割り切れないところまで分割するがこれを秩序立てようとしてしまうと課題の本質が見えなくなってしまう。散らばった要素から経験則にのってよみ秩序を引き上げようとする行為は、物事をきっちりさせないと気がすまないタイプの人に多い。これは必要ではあるが問題はそれだけでは足りない。なぜなら仮説を立てるために必要なのは経験則に加え観察力も等しく重要だから。現代日本教育方針が演繹に支配されているため仕方のない傾向だが、身の回りには演繹思考に極端に偏った人が多い。帰納法には、演繹法で使わない頭の使い方が要求される。

論理的推論

論理的推論(ろんりてきすいろん、: logical reasoning)は、論理学において演繹帰納アブダクション(仮説形成)の3種類に区別されうる。「前提条件」(precondition)、「結論」(conclusion)、そして「『前提条件』は『結論』を含意する」という「規則」(rule)があるとすると、それら3種の推論は次の仕方で説明されうる。

演繹

演繹は「結論」を規定することを意味する。この推論は「規則」と「前提条件」を用いて「結論」を導くことである。例えば、「雨がふると芝生は湿る。雨がふっている。したがって、芝生は湿っている。」数学者は通常、この種の推論にかかわっている。

帰納

帰納は「規則」を規定することを意味する。この推論は「前提条件」の次に起こる「結論」の諸事例の一部から「規則」を学ぶことである。例えば、「これまで、雨がふるといつも芝生は湿ってきた。したがって、雨がふると芝生は湿る。」科学者は通常、この種の推論にかかわっている。

アブダクション(仮説形成)

アブダクション(仮説形成)は過去事象についての「前提条件」を推定することを意味する。この推論は現在確定される「結論」と「規則」を用いて「ある『前提条件』が『結論』を説明することができるだろう」ということを裏づけることである。例えば、「芝生が湿っている。雨がふると芝生が湿る。したがって、雨がふったに違いない。」歴史科学者や診断専門医、探偵は通常、この種の推論にかかわっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%90%86%E7%9A%84%E6%8E%A8%E8%AB%96

コメント