感情という言葉を知り、その響きを知ること

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わたくしほんまにアホでして。

1人で突っ走ってると思い込んで
いつかわかってもらえる日が来ると
なんの根拠もなく信じて
ふとひと段落ついたときに
周りを見回すと
支えてくれてる人がたくさんいる
しかも
よく観察してみると
1人だったと思い込んでた初めの頃から
ずっと支えてきてくれる人たちがいた
その瞬間
みなさまの深い理解と慈しみを
全身に感じてしまい
めまいがするほどの皆さんの優しさと想いに
わしはなんてことをしてしまったんだと
一瞬身震いをしつつ
そうだ、これでよかったのだ
そう信じてきたではないかという
一種の安堵感と
この火種をこのまま消してはならないという
一種の使命感にあふれ

そこで現れるのはいつも
僕の中にいる関西人のおもろいおっちゃんみたいな人格
彼が言うわけです
「あかんあかん、前のめりすぎや! まずオモロないのは、何においてもまずあかん!」
僕が僕に説教する心の中

このようにして僕の中には
さまざまな性格の僕がたっくさんいる
そのひとりひとりは
僕が今までの人生で出会ってきた誰かに
そっくりなのだ

もはや、わたしが何者なのかなどと言う問いは
遥か昔に捨てざるを得なかった

わたしと縁のあった皆さんが
わたしの中に間違いなく生きていて
実際にその人に会わなくても
わたしに素晴らしく的確で智慧の富んだ
アドバイスをくれるのだ

こうして今この瞬間も
知ってるところで、知らないところで
多くの方に生かせていただいている
そんな夢みたいなことを
幸せと呼べない世の中には
わたしの目が黒いうちは
させないのだ

遠回しはわたしに似合わない
裏表なくストレートにいく

むかし知り合った人に
お前はストレートパンチしか打てないから
寝技を覚えろと言われた

たしかにそうだ
わたしはストレートパンチしか打てないのかもしれない
でもだからどうした
わたしのストレートパンチは
今まで倒されてきた分
今まで倒してきた分
とても強烈で
緻密で
実戦的で
見たこともないスピードで
一発で沈める
内なる敵を
己という最大のライバルを

わたしはこのストレートパンチを
人様に向けることはしない
しかし
目の前で実際に
巨岩を壊して魅せる

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