the way to the summit

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この宇宙の法則。

法則は乱れない。

科学は今あるエビデンスを突き詰めて、仮説をより確かなものに近づけるけれど、確証というものは永遠に訪れない。

当然ながら、与えられた情報から導き出した答えには、与えられてない情報に対する評価がない。

演繹や帰納には常に、データが伴う。データの網羅性と範囲は常に限界の位置を示す。

だからそのアプローチは、使い方を間違えると盲信に繋がるのだ。

宇宙の法則は、見て感じて触って得るところにヒントが無数に隠されている。

壮大な宇宙には、人知を超えた神秘が宿っている。わたしたち人類の多くはそれを、人として生きるたったひとつの人生で解き明かそうとしている。

解き明かす必要はない。理解すればいい。限られた脳だけでアプローチするのではなく、宇宙(cloud)で理解する。

真理。

奇跡は今この瞬間も起きているが、もしそれを感じられないならば、アプローチが間違ってる。

わたしたちは広大な空間の広がりを理解するために、微細なものごとに対する感性を使うのだ。

答えは見つけるのではなく、自ずとやってくる。


2度目の富士登山を経て、またもや運命の分岐点を間違えずに通り抜けたと感じた。

登ってよかった。

登山はきつい。試される。でも本当に試されているときは、他に道がないのだから、きついとか苦しいとか、そういう目先の受動から生まれる靄に惑わされる必要はない。

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