怒涛の流れ

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今日は取引先訪問で1日中動き回ってました。繋いでいただいたご縁とはいえ、自分勝手に立ち上げた会社の代表として、また林個人として信頼をいただいて複数のお客様とお付き合いさせていただけていることが嬉しいのと同時に、なんだか夢のようです。

お客様やパートナーと心の通じ合う関係性を追求したい。そう思うようになったのはいつ頃からだったかよく覚えていませんが、いまそれが実現していること。独立・起業するということが一体どういうことなのか、まだ経験の浅い若い頃に思い描いていた姿と、実際に経験してみた姿はかなり異なります。楽しいこともありますが、想定外の挑戦の連続でした。自分で自分を甘やかしてきた部分がもろに浮き彫りになって、放置していたツケが回ってきます。全方位においてすべて自己責任でやるというのはこういうことかと思います。実際に課題に取り組んでいるときは、今こうして書いているようなことを考える余裕すらありません。

しかし自信を持って言えることは、やるべきことをしっかりと積み重ねていけば、願いは必ず実現するということです。苦境の末に達成したときは何物にも代え難い喜びと充実感に満たされます。

課題を乗り越えつつ成長を感じること。この世界の新しいことを学びとること。新しいことへの好奇心のままに突き進み、得たアイデアを練って、何度も転びながらチャレンジして、成功させること。

成功させてみるとそれは想定外の波紋を呼び、それがまた次へのエネルギーとなります。

昨年後半からずっとモヤモヤとしていたものの輪郭がなかなか掴めず苦しんでいましたが、答えは想像よりも何段階も俯瞰してみなければ発見できませんでした。ときには内観をして、不要な考えを捨て、己を反省し、行動を振り返り、結果を分析し、とれる手段を検討し、試行錯誤の果てにまた新しい考えが浮かび、仮説を立てて、また失敗して、それを永遠と思えるほど繰り返し、暗闇の中に一条の光を捉えた時のワクワクする感覚は、生きている実感そのものです。

難所をまたひとつ乗り越えつつあると感じています。あと一息で今までとはまた全く違う景色が見渡せるようになるでしょう。

顧客やパートナーとの打ち合わせも、いままで経験したことのない深く学びのあるものになっています。情熱的な議論を重ね、ときに脱線し、互いの夢やビジョン、この世界の解釈をぶつけ合い、まさにブレインストーミングという言葉が相応しい嵐のような打ち合わせを経て、未来への期待が掘り起こされていく感覚。これを複数人で共有できる「チーム」が形成されつつある。その素晴らしいチームワークの中に自分がいる。それどころか、そのチームを作ると決意し、ゼロからここまできた感慨深さは計り知れません。

とはいえ、わたしたちはまだ発展途上にあり、課題もたくさんあります。課題が見えているということはとても幸せなことです。解決すれば上手くいくことがわかっている課題というものは、ただこなすだけで良くなることですから。見えないものに立ち向かう苦しさを抜けてしまえば、あとはやるだけ。

今日は朝から晩まで楽しかった。先週も同じように楽しかった。来週も他の打ち合わせがありますが、そこでもまた新しいシナジーが待ち受けていることがわかっています。

いままで堰き止められていた流れが突然、ダムが決壊するように一度にあふれてきたような感じがします。

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