中島みゆきの唄う主人公

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今日は千葉県の真ん中辺まで日帰り出張。

早く片付いたら九十九里浜でも眺めに行きたいところだけど、今日は長丁場になるかもしれない。

バイクで行こうか迷ったけど電車。

今日のBGMは「中島みゆき」。

永らくどのサービスでもオンライン配信されることのなかった彼女の楽曲が、いつの間にかApple musicにラインナップされました。

中島みゆきさんの唄う「ぼく」「わたし」が好き。

歌詞の中に出てくる主人公たちは生きるのに精一杯だったり、辛さの中から一条の光を見出したり、この世界を達観しているようだったり、様々な人生の情景を代弁する。

とくに若い頃の作品は生活感にあふれ、近年の作品は大きなビジョンを美しい言葉に載せて映し出す。

どの主人公にも共通しているのは、心の奥底にある純粋さが滲み出てくるところだ。

中島みゆきさんの楽曲を聴くたびに、この世に生まれつきの悪人なんていないことを思う。

みんな理由があって今がある。

他人の悪事を否定したらその時点で自分自身にも厳しい足枷を課してしまうことをわかってる人は少ないみたいだ。

凶悪事件の犯人が書いた「少年A」という本がある。

これを読むと僕がここに書いていることを少しは共感してもらえるかもしれない。

知も罪、無知も罪だとすると、いったい罪とはなんなのか。

僕は「罪を憎んで人を憎まず」に答えがあると思っている。

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