マルコムX
デンゼル・ワシントン主演の傑作、マルコムX。
60年代の黒人解放運動を代表する指導者としては、キング牧師とこのマルコムXだろう。
しかしキング牧師とマルコムXの主張は全く異なり、相容れえぬものだった。
キング牧師は、黒人社会と白人社会の相互理解による融合、統合を目指していたのに対し、マルコムXは人種分離、つまり黒人社会と白人社会を完全に分離し、黒人社会は白人の手から決別し、自由になり、独立することを訴えた。
ホテル・ルワンダ
1990年から1994年にかけて4年間という長い間、アフリカ中央部に位置する人口800万人にも満たない小国ルワンダにおいて、100万人もの人間が虐殺された(ルワンダ紛争の、フツによるツチ虐殺事件)。
100人ではない。100万人だ。100人が1万回分。
この映画は実話をもとにしている。
当時ルワンダの首都キガリにあったホテル・ミル・コリン(Hotel des Mille Collines)の副支配人だったポール・ルセサバギナ(Paul Resesabagina)の体験がモチーフになっている。
彼は事件当時、1268人の人々をホテルに匿い、命を救った。
彼はいま、「アフリカのシンドラー」と呼ばれている。
2005年、アメリカ合衆国大統領自由勲章を受勲。自伝、An Ordinary Manが出版されている。邦訳はまだ刊行されていない。
コメント
マルコムXは観たけどホテルルワンダは観たことないなぁ。
まぁ実話でも作り話でも感動出来るならどっちでもいいや。w
同じく、マルコムXはもう一回観たくなっちゃってTSUTAYAで借りてきた(´▽`)
ホテル・ルワンダは初めて観るのだ。