日帰り帰省

姪が高校に合格したので、お祝いを渡しにかみさんの実家へ。
いつも車で行くんだけど、三連休で渋滞していたら嫌だし、たまには気分転換にいいかなと思って、電車で行くことにしました。
ウチはワンコがいるので、電車の場合は日帰りです。

東京駅から在来線で行こうか新幹線で行こうか迷いましたが、もうお昼近かったので新幹線を選択！
仕事で新幹線にはよく乗るけど、休日の新幹線は雰囲気が全く違ってワクワクしますねー。
東京～小田原なので、30分くらいで着いてしまうんだけど、駅弁までバッチリ用意ｗ
駅弁の写真とるの忘れたｗ
ウチはいつも、気がついたときには食べ終わってるｗｗ

新大阪行きのひかり！

あっという間に小田原到着。
電車で来るとなんだか違う場所に来たみたいな気分ｗ

突然行くことにしたから姪と義姉は用事があったら悪いので、義父母に会ってお祝いを渡してこようと思ってたんだけど、遊びに行くことが義姉に伝わってて、小田原駅まで姪っ子ふたりと一緒に車で迎えに来てくれました。

会うだびに大人びていく姪っ子たち。最初に会ったときは小学生だったのに、もう高校生か。
なんだか感慨深いです。
下の姪も、もう幼稚園の年中さん。
小さい頃はとても人見知りで全然懐かない子だったんだけど、今は顔を見た途端、笑顔でお迎えをしてくれます。

上の姪っ子なんて、もう高校生になるような年頃なのに、彼氏との約束をキャンセルしてまでおじちゃんおばちゃんとの予定を作ってくれるんですよ……。
ほんとによくできた子というか、会うのを喜んでくれると本当に嬉しいです。

義姉家族には、いつもよくしてもらいっぱなし。
ウチがお祝いをしにいってるのに、おいしいものをご馳走になったり、うちのワンコのおみやげをくれたり。
年始に遊びにいったときだってワンコのお年玉を用意しておいてくれて、おいしいごはんやケーキなんかをたくさんいただきました。

今回も、おいしい洋菓子店があるというのでみんなで寄りました。
そのあと、
「まだ行ったことがないんだけど隠れ家的なお蕎麦屋さんがあるから、そこに行ってみようよ」
って言われて、みんなで行きました。
お義姉さんはそういうお店にとても詳しい。
しかも小田原は、日本有数の水がおいしい土地で、前を見れば海、後ろを見れば山と、食材の品質もたいへんよろしい土地なので、おいしいものがたくさんあります。
毎年、住み心地のよい街ランキングのトップランカーなのも頷けます。
こういう土地で育った人の味覚には、逆立ちしてもかないません。
世界で活躍している一流のシェフだって、ほぼ必ず水や食材のおいしいところ出身だってね。

お蕎麦はとてもおいしかった！
けど神田の藪蕎麦と同じような高級感で、量がとても少なかったですｗ
駅弁を食べてきたからちょうどよかった(´▽｀)

それからお義姉さんの家に寄って、コーヒーをいただきながら姪っ子の卒業写真のお披露目。
お義姉さんの家は、大工である義父がほぼ一人で建てたお家なんだけど、それはもう素晴らしい家。車庫は3台分もあるし、ポーチとかあって都会の家と違って建物の周囲も余裕があるし、吹き抜けの広々したリビングに、壁掛けの巨大液晶テレビに、セントラルヒーティングに、オール電化。都内であんなの建てたら億いっちゃうｗ
これを建ててしまうお義父さんの技術もすごいと思う。
自分の実家も一軒家だし、自分がマンションを買ったときも内覧会なんかで内装の建付けを確認したりしたから、或る程度見てわかる部分があるんだけど、もう素晴らしい仕事です。
床や階段の板は、ミシリとも言わない、完璧に建てついてる。熟練の大工さんの家って、こんな凄いんだと感動してしまう。
自分がもし若かったら弟子入りしたいです。まじで。
この技術が受け継がれずに終わってしまうのはもったいない。
お義父さんは、家の近所にある大きなお寺の工事なんかもやってて、家族みんなにとって自慢のお父さんなんです。

その後みんなで隣市にある義父母の家まで車で移動。
（このお家も凄い技術の集大成なんだけど、それはまた別の話）

着いたら、義母さんがカニをむいてました。
夕方になったらお義兄さんが仕事から帰ってきて、みんなでカニ雑炊や近所の有名なお店の焼き鳥をご馳走になりました(´▽｀)

自分の家では自分がいちばん年長（上の兄弟がいないだけじゃなくて、いとこでも年上がいない）なので、なんというか自分がしっかりしてないといけないみたいな感覚があるんだけど、（全然しっかりしてないがｗ）こっちのお家にくると、うちのかみさんは末っ子のうえにイトコの中でも一番下なので、扱いがまるで違いますｗ

みんなでのんびり楽しんで、まだ長居したい気分だったけど、ワンコにごはんをあげなきゃいけないから、夜の8時くらいには出ました。

お義母さんに最寄の駅まで車で送ってもらった(´▽｀)
別れ際にお小遣いをくれようとしたので、もうそんな年じゃないし、逆にこっちがあげなきゃいけないくらいなんだし、絶対いらない、断固いりませんって断ってたら、車の窓からお金を投げられたｗｗｗ
いつも、ありがとうございます……。

素敵な単線、大雄山線。
鉄オタじゃないけど、こういう電車に乗るのは本当に楽しい。

小田原駅。JRのホームから見える小田急のロマンスカー。

帰りの電車に乗ってたら、突然吐き気とひどい肩の張りで、頭の中がぐるんぐるん。
一体どうしたのだろう。
乗り換えの駅でトイレに駆け込み、なんとか落ち着いて、アスピリン系の薬をとりあえず飲んだら、その後の電車の中で爆睡して、すっかりよくなりましたｗ

かみさんの親も自分の親も、会うたびに老いを感じる今日この頃。
もっとこまめに会いにいってやりたい。