もし、うつ病の原因が過去の体験のトラウマにあるとしたら?
どうしてそう考えるのかわからないけど、そんな気がして仕方がなくて、いろいろと過去について考えてた。
過去について(誰でもそうかもしれないけど)記憶ってかなり断片的になってて、とくに、いくつか思い出したことについては断片があまりにも小さすぎる。
それでも思い出した重要なことが、いくつかある。
完璧に記憶から脱落していた。
それぞれ違うきっかけで思い出したものだ。
それ以外にも、ずっと覚えていたことで、前後関係が曖昧になっているものもある。
これらの記憶のうち、いくつかは、死ぬまで誰とも語る気はない。
話せと言われたら、舌をひっこぬいて崖から飛び降りてやる。
守秘契約を結んだカウンセラーになら話せるかもしれないが、少なくとも自分を知る人の誰にも絶対に知られたくない。
解離性障害?
ちなみに、それらの記憶を取り戻した(?)とき、本当に死のうと思った。
幼い頃の記憶が断片化していたり思い出せなかったりするのは、まあ普通のことだ。
しかし年を重ねるにつれ、記憶として残っていないのは異常だと思えることが出てくる。
いまだに、覚えているだけで2回分、空白の時間がある。時間喪失。ブラックアウトとも言うらしい。
解離性健忘?
自分の子供時代を総体的に評価すると、「幸せな子供」だった。
しかしどこかで、恐ろしい思い違いがあったのだ。
幸せな家庭像は、大人によって希望され、それを僕自身が妄想によって見事に補完した。
抜け落ちた記憶がいくつか戻る前も、おかしいと感じてた。
だって普通にだったら、記憶が飛んだりしないでしょう。
昨日、新たにひとつの記憶が思い出された。
抜けた記憶を思い出すたびに何故か感じる、ああそうか……という納得と安堵の気持ちと、心を掻き乱されるような気持ち、それから疑問。疑問。これは本物の記憶なんだろうか?妄想ではない?
そして検証がはじまる。
いまだに本物の記憶なのかどうかわからないものも当然ある。
不思議なものだ。
誰も、自分のことなんて、なんにもわかってない。
本当は自分はうつ病じゃないのではないか?
もしうつ病だとしても、重大な心因性のものなのではないか?
このまま「現代のストレス」のせいにして治療したところで、治らないのではないか?
抱えているものが大きすぎて、なるべくしてうつ状態になっているのでは?
心の奥底から「yes」って聞こえてる。
だからって、今更一体どうすればいいのか。
なにもわかんない。
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