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すべての事柄に意味がある、ということを受け止める素直な心。

たとえばいま、昨晩から続く雷鳴が響いているが、雨はまったく降っていない。

これが何を意味するのか。こうしたことを僕はよく思ってしまう。

意味があるとかないとか決めているのは自身であって、意味がないと決めつけているとしたらそれは思い込みとか常識の壁の可能性がある。こうした盲点を理解することによって今まで認識できなかった関連性やパターンを認識できることが少なからずある。

様々なことに文句を云う人がいる。僕は正直そういった類の言葉を相手にすると疲弊するのだが、他の人だってそうであろう。なのに多くの人がエネルギーの低下に無頓着であるから行動力や思考力を削がれてしまっていることに対する自覚が足りないようだ。

だいたい文句というものは、元を辿れば自分が永遠に生きるかのようなおこがましい前提に経っているから発生するのだ。人生においてそんな余裕たっぷりで損しかないようなことに時間を使っていて当人たちは本当に満足できているのだろうか（できていないだろう）。

人生は長いかもしれないし短いかもしれないが、いまを生きることを諦めてしまっては、長かろうと短かろうとあっという間に時間は過ぎていってしまうだろう。