なんとか投稿

前に前に進もうともがいても、全然前に進まない。
この数ヶ月で、自分の知らなかった自分自身の問題点に気づくことができた。
いろいろ抱えていたんだなーと思う。いまも抱えているんだけど。

そのうち良くなることなんか期待して安易な気持ちではじまった治療だったけど、自分でも（症状が）ひどいなーと思うことが多かった。
いまもコントロールできてなくて、結構大変です。
医者などに、「とにかく何も考えずにストレスをなくしてリラックスするように」なんて言われるけど、現実的にそんなことは難しいです。どんなに（本人や家族が）頑張ったって、突然コンピューターのスイッチを切るように切り替えることはできません。
で、とにかく自分の中のよどんでいて真っ黒で渦巻いている部分が、なるべく自分自身や自分の周囲にいる人たちを傷つけないように頑張っちゃう。
こういうことに命がけ（本当に命がけ！）で頑張ってる自分を振り返ってみて、あー自分ってもしかしてとっても人に気を使う性格だったの？とか気付きがあったりする。
それでも家族には甘える傾向があるって自分で思ってたけど、そういうのを気に病む性格がまた災いする。
とにかく、限界ギリギリまで出来る限りニコニコしてきたつもり。
心の中じゃ顔がひしゃげて暴風波浪警報が発動していても、なんとか我慢。
病人だから仕方ないから、好きにしていいなんて、そんなの嘘ですよ。
つらいままに、なすがままにしていたら、すべて失います。
言いたいままに言いたいこと全部言ってたら、どんなに親密な相手でも嫌になる。
それくらいつらいことばかり考えちゃう病気だし、病気なんだからそりゃ普通じゃないくらい悪いことばっかり考える。
会話が全然噛み合なくて相手の考えてることがわからないとき、よく人は「あの人、頭おかしいんじゃないの」と言うけど。
本当に頭がおかしいのだから。と書くと語弊があるのですが、実際、脳や神経がうまく働かない病気なのだから。
うつ病の身内を持つ人へ。
どんなにつらいことを病人に言われても、それって我慢して我慢してそれでも仕方なくはみ出てしまった言葉だと思う。
べつに言いたい放題やりたい放題にしているわけじゃないんですよ。
自分もだいぶ頑張ったけど、もうダメなときは全然ダメ。なにしてもダメ。周囲３６０度、全方位、絶望。真っ黒。
薬飲んでも眠ろうとしても、何か他のことしてごまかそうなんて機転もきかないし、とにかくダメ。
（こういう文って今読み返してみて思うけど、病気のこと理解してないとただの言い訳に見えるんだろうなぁ）
ぐつぐつとマグマが煮えたぎっていて、どこかにエネルギーを放出しないといけなくなる。
このエネルギーが自分自身を殺す前にどうにかする。もしくは、外へ向く前に。
そういうときには、自分のほっぺたを自分の手で思いっきりひっぱたくんです。力任せに、手加減なしで。
すっごく痛い。物理的に痛いだけじゃなくて、なんだろう。精神的にすっごいダメージうける。
でもそれで、自分の中で噴火直前の火山のようにギリギリだった緊張感が、すーっと解けます。
そのかわり次は悲しいモードに突入してしまうんですが、絶望モードよりぜんぜんマシ。それに、モノを壊したりしたらあとでまた悲しくなっちゃうから。自分のほっぺたが一番いいんです。
あー、今書いてて初めて気付いた。リストカットをすると落ち着くってそういうことだったのかw
すべての人にわかってほしいとは思わないけど、自分と関係のある人が少しでも想像できるように例えると、
高速道路で時速100キロで車を運転しながら後ろを向いてください。
前が気になるでしょ？前見ちゃうよね。そこで前を見るなって言われたら、見ないでいられますか？
それくらいの衝動なんですよ。自殺願望とか、自傷願望っていうのは。
前を向いたら、目の前にハザードをたいた車が完全停車していました。ブレーキ踏みたいですよね？
そこでブレーキを踏むなって言われたら踏まずにいられますか？
そのブレーキを踏みたい衝動くらい強く、激しく、気持ちが揺れます。
うまい説明じゃないけど、そんな感じだと自分では思ってます。
毎日がそんな感じで、良かったり悪かったり、色々と大変です。
ほんと自分は病気だったんだなあ（過去形ではなく、ようやく認めた）と思うことも少なからずあります。
会社休んだり心配かけたり色々と皆さんにご迷惑をかけているので、このブログの書き出しはとてもつらいものでした。
というか全然書けなかった。書こうとしても白紙のドキュメントを開いたまま気付けば何時間も考え込んじゃって一文字も書けないでいる自分がいたり。