宇多田ヒカルのアルバム、結局、買って来ちゃった。
通しで3回聴いた感想は、なんかちょっと残念な気持ちがありました。
歌も曲も、前のアルバムの焼き直しみたいなイメージが。
そりゃいつまでも成長し続けるほうが難しいのもわかってる。
でも宇多田ヒカルのアルバムは今まで、こんな歌い方できるのかと思わせる成長があったり、聴いてて「こりゃええわー、こんなフレーズ素敵だわー」ってものがあったもんだが、今回はそういうのが残念ながらいまのところない。
聴いていればスルメのように味の出るアルバムってのもあるからね。
まだ評価をするには早いかもね。
あとは聴いてるときの自分の状況なんかによっても違うからね。
自分の中で、宇多田ヒカルのアルバム順位をつけるとしたら、絶対不動の一番は、DEEP RIVER。
リアルで悲しいことがあった時期に、急に海が見たくなっちゃって遥か九十九里浜までひとりでドライブして潮風をあびて来ちゃった、みたいなちょっと書くと恥ずかしい経験があるんだけど、そのあいだ車の中でずっと流れていたのがDEEP RIVERでした。
こういう「経験」と音楽が結びついたとき、その音楽はその人にとってとても大事なものになったり、記憶を呼び覚ます鍵になったりするんじゃないでしょうか。僕はいまでもDEEP RIVERを聴くとあのときのせつなさや、逆境に立ち向かうパワーだとかを感じてしまうのでした。
メロディが素晴らしい曲ばっかりです。特にLettersとかA.S.A.P.とか大好きです。
今回のHEART STATIONが駄作かというと、そんなことはないと思う。
ただ、ULTRA BLUE以来少しずつ、うまくいえないけど自分の好きな音楽性からずれてきているように感じている。
以上、DEEP RIVERにこだわっているファンからの声でしたっ！ｗ
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