自分がいま置かれた状況について、いまはそれほど深刻に考えていない。
これも春がきたおかげかな(笑)
って冗談に聞こえるかもしれないけど、改めて自分の手帳やブログなどの記録を確認してみると、やはり冬に調子が悪くなることが多い。というかほとんど冬だ。
前職でお世話になった部長が、冬も関係しているのではと指摘してくれたことがある。
だから日本の冬の間は、インドで業務をするというのも手かもしれないと。
調べてみると実際、うつ病と季節はまったく関係がないわけでもないようだ。
担当医にも同じようなことを言われたことがあったけど、決定的だったのは同僚のインド人が同じことを言ったことだ。
彼はうつ病とは無縁の人だが、「日本に来てから冬になると気分が沈むよ。これは日照時間が短くなるせいだと思うんだ」と、自分で結論を出していた。
彼は毎日ヨガをやる、自分の体との対話を大切にしている人間なので、そんな彼に言われると妙に説得力があった。
今、いろんな会社の紹介が来ているのと同時に、いくつかの(まったく興味のない)会社からラブコールがきている。まだどうするかは決めていないが、今までとはちょっと違う価値観をもって企業選びをしたい。もちろん、いまの会社に残るという選択がなくなったわけではない。
それから、転職しすぎなんじゃないのとかいう意見の人に対しては、ほっとけ!としか言いようが無い。そういった考え方の人とこそ、まったく価値観が合わないのだから。
転職が好きで転職しているわけじゃないです。
それに、ちょっと嫌になったからやめちゃおうとか、そういうもんでもないし。
自分以外の誰かが作った企業で勤務する以上、100パーセント自分の満足いくような会社なんて存在しないことは十分理解しています。自分の好きなようにやりたかったら、自分で会社を興すしかない。だから将来的にはそういうことも視野に入れている。
とくに、7つの習慣やTQを読んでからは、ボトムアップ的なスケジュール管理ではなく、まず人生の目標設定からトップダウンでスケジューリングを決定していく方法に自分の考え方を慣らしているから、将来のビジョンが見えやすくなった。
こうしたなかで、いまはまだ独立すべきタイミングではないという判断がある。
もちろん、うつ病という予測できない因子が存在するので、それも考慮しなければならないけど、うつ病はもう克服できると信じている。自分の中でいろいろ考え抜いて、悩みぬいて、ひとつの結論に達しようとしているから。(当然、西洋医学=薬の力も当分の間は借りますが、それはあくまでひとつの手段、過程に過ぎない)
「会社なんてどこだって一緒だろ。仕事なんだから嫌なことも我慢してやらなきゃ」という言葉は、転職をあまり経験したことがない人や、いい転職を経験したことがない人、業務でいろんな会社と一緒に仕事をしたことがない人からよく聞きます。
結局、どこをどれだけ我慢できるか、そしてその我慢の目的は何なのかによります。
会社というものは当然、向かっている方向というものがある。
その企業が目的としているものが自分の価値観や目的に合っていたら、多少のぶれで生じる軋轢は、我慢しなければいけないと思います。
しかし、組織が持つ価値観やモラルに疑問を感じたら、一緒に仕事はできません。
それでも我慢してそこで働く人たちがいますけど、それは新しい道に飛び込む勇気がないか、それとも賃金や安定など、なにかしらいまの会社が与えてくれているものに安住しているか、それほど問題意識を感じていないか、会社を通じて社会貢献しているという意識が薄いか、そんなところでしょうか。
自分を磨け、とはどこでも言われることですが、大企業の社員たちと一緒に仕事をしていて「根本的に違うわ」って思うのは、その受け止め方です。自分を磨けって人に言われたから磨きましたとか、資格をとらないと上司に怒られるんですよとか、自分に言わせれば論外なことです。自分を磨くのは、誰のためでもない、自分のためです。そしてそれが企業にとっても価値があるからこそ、企業はお金を出してでも社員が自分を磨くことにお金を出してくれるのです。もし出してくれないなら、自腹を切ってでもやるべきです。……って、すごく次元の低い話ですよね?
いつ会社に切られても即戦力として通用することを目的に自分を磨いている人もいますが、それもいいでしょう。でも、会社に切られたときだけが、会社を離れるときではない。自分がいまの場所以外でも通用するスキルを備えた人間であるという自覚があるのなら、会社から切られなくても、自分から離れることができます。
そしたら、価値観の違う会社にずっといる理由もないでしょう?
よく日本の企業は外資系と違って、給与以外の部分でもらっているものが多いといいます。福利厚生や、退職金です。でも退職金なんて言うけど、退職金がもらえる年齢までそこにいる保障もないのです。自分が残りたくたって、残れないことだってあります。
だから自分は、退職金を理由に勤続している人を理解できません。
だったらもっと自分を磨いたほうがよっぽど前向きなのに、と思います。
今回、何人かの昔一緒に仕事をしていた上司や同僚が、いま僕が置かれた状況を知って励ましのメールを送ってくれました。
とても励まされました。自信が回復できました。
いまの僕には、使えるスキルセットがあるはず。
転職歴だって、すべて説明できる。単純に回数だけで判断しない会社なんて星の数ほどある。
そう信じて、頑張ります。
- 使える開発言語: C, C++, C#, ASP, ASP.NET, VisualBasic, Objective-C, Java, JSP, JavaScript, PHP, Ruby, Perl, AutoLISP, DIESEL, COBOL, bash, HTML, XML, UML, CSS
- 経験のあるOS: Linux (各種), FreeBSD, NetBSD, OpenBSD, Solaris (SPARC/INTEL), HP-UX, Windows Server (NT/2000/2003), VAX-VMS, MVS, OS/2, MSP, FSP, Mac OS X
- キャリアクラスのTCP/IP(IGP, EGP)ネットワーク構築、管理経験
- 各種データベースミドルウェアの構築、運用経験
- 企業レベルでの各種サーバ構築経験(HTTP, SSL, FTP, DNS, Radius, SSH, SMB, POP, SMTP, ファイアウォール、IDS/IPS、ウイルス対策、VPN, VoIP, DFS, ActiveDirectory等)
- IDC向けサービス開発経験(NMS, セキュリティログ監視, 共用ホスティング)
- 各種NMS/EMS/OAMの経験と知識
- SAN, NAS, 大規模ストレージの構築、運用経験
- Layer-2, Layer-3機器の知識(Cisco, Juniper, Foundry, Extreme, Force10, Hitachi, Fujitsu, NEC, NORTEL)
- 20人~1,000人規模のオフショア開発プロジェクト(インド)でのブリッジエンジニア経験、プロジェクトリーダー経験(主にテレコム系、携帯電話系)
- ソフトウェアの国際化、日本語化経験(ちょっと少ないけど)
- ビジネスで通用するレベルの英語力(TOEIC 795, 英検1級, 国連英検B級)
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