MSが開発中の次期OS、Windows 7は、Vistaの失敗を教訓に、軽量で高速に動作するものになりそうだ。
これはAppleも同じような戦略で、次期Mac OS XであるSnow Leopardも機能追加は最小限にとどめ、高速化や最適化に照準を合わせている。
Appleの場合、彼らはソフトとハードの両方を扱う会社なので、軽量化に対するリスクはMSに比べて低いといえるだろう。
どんなに軽量でも、Appleは古いハードはバッサリと切り捨てる。
たぶんPowerPCベースのハードのサポートも近いうちに終わるだろうし、最新のハードで最高の性能が出るようにどんどん最適化してくるにちがいない。
しかしこれがMSの場合だと状況が異なる。
PC/AT互換、x86互換という足かせがある。
仮にWindows 7がものすごく軽量で、5年前のPCでも軽々と動作するのであれば、ハードウェア新規購入の需要は落ちるだろう。
ハイエンドPCの高速化は、需要を生み出すことで実現し続けてきた。
最先端のスペックを持つPCでなくとも、いまやほとんどのことができる。
最先端のスペックによるメリットを享受できるのは、PCゲーマー、3DCGデザイナー、スパコンの代用など、エリアが限定される。
ほとんどのPCユーザは、ハイエンドを必要としていない。
MSがXPからVistaを介さず直接Windows 7にアップグレードするパスを用意するかどうか、また、XPのドライバをサポートするかどうかによっても、Windows 7の将来は大きく左右されるだろう。
extended64.com
http://extended64.com/blogs/rhoffman/archive/2009/01/13/why-i-think-xddm-on-w...
コメント
値段も軽くなってくれるといいね。
値段はそんなに軽くなんないだろうねw