DAWを導入。
すべてのデジタル音楽機器が専用ハードウェアの時代は、ある程度以上のお金と機材を置く場所が必要だったけど、機器の接続をみて自分が何してるのか一発でわかるという利点があった。
いまはシーケンサーも音源もエフェクターもMTRも全部、DAWひとつでまかなうことができる。便利になったけど、わかりにくくなったかなぁ。経験者にとっては慣れの問題なんだけど、初心者にとっては、とっつきにくくなったのかもしれない。
DAWについては、どの製品にするか散々悩んだ末、やはりメジャーどころが安心だということで、SteinbergのCubaseか、CakewalkのSONARのどちらかを選ぶことにした。
どちらもフラッグシップのバージョンになると10万円近いから、エントリーグレードで必要十分な機能を持っている、Cubase Essential 4と、SONAR Home Studio 6 XLで比較。
実績面ではどちらも引けをとらない。
CubaseはWindowsでもMacでも使える点がメリットだが、うちのMacはスペックがそれほど良くないからDAW用途はきついだろうから、自分にとってはそれほどメリットにならない。Windowsに限定して考えるとSONARのほうが実績がある。それからCubaseはUSBドングルがないと動かない。ドングルを紛失したら終わり。この点が気になったのと、SONAR Home Studio 6 XLのほうが実売価格が安かったので、SONARを選択した。
MIDIキーボードは、MIDIインタフェース付きの電子ピアノとDX7を持っているので買わなかった。フェーダーとパッドは欲しいけど今は我慢。
PC用のUSB-MIDIインタフェースは将来スタックできるタイプのUM-3EXを選択。
オーディオインタフェースは同じくEDIROLのUA-101が欲しかったんだけど初期投資には少々高すぎるので、楽器店の店員さんの勧めに従って、YAMAHAのAUDIOGRAM 6を選択。
これはかなりいい選択だった。AUDIOGRAMシリーズは、16bit/48kHz(44.1kHz)までしか扱えないところが弱点だけど、そこまで音質に拘って曲作りをするつもりもないから、16bitで十分と考える人にとっては価格性能比は抜群。ASIOドライバもYAMAHAのサイトから落とせるし、ノイズもまったく気にならないし、音の抜けも素晴らしい。
これで、今まで使ってきたASIO4ALLも不要になったのでアンインストールした。
誤算だったのは、AUDIOGRAMにはCubase AI 4がバンドルされていたこと。
意図せずにSONARとCubase両方使える環境が整ってしまった。
SONARをわざわざ買う必要もなかったかな、と思ったけど、両ソフトを触ってみて、性格も操作感覚もまったく異なるソフトだということがわかった。両方持っていて損はない。どちらもVSTプラグイン対応だし、ReWireで同期も可能。
MIDIの打ち込みはフリーソフトのDominoがおすすめ。かなり使いやすい。
Dominoで打ち込んで、MIDI YokeというフリーのMIDIインタフェースエミュレータを介せば、たとえばDominoからSONARについているソフトウェアMIDI音源のTTS-1を操作することも可能。
マルチティンバーなハード音源をひとつも持っていないので、最低でも中古でSC-88Proあたりが必要かなぁなんて思ってたけど、TTS-1の実力には驚いた。音源の追加はしばらく不要かもしれない。
コメント
私がDTMをかじってたのはJASRA○が猛威をふるい始めた辺りまでなので
その辺りのシーケンサーソフトはよくわからんです(;´・ω・`)
ミュージ郎→レコンポーザ95→XG-WORKS、の変遷だったかな。
音源はCM-300→MU80→MU128+VL拡張。
当時はやんちゃな音質のRoland-GS、箱庭音質のYAMAHA-XGの2派でしたな。
私は管楽器系に強かったYAMAHAが好きだったので、VLを搭載して吹奏楽とかJazzのコピーを作ってました。。。が、JASRA○が・・・・゚・(つД`)・゚・
DTMの世界にWAVデータを持ち込める時代になってから、もう知識はさっぱりぷぅです(;´・ω・`)
思いっきりDTM世代ですな(´▽`)
なつかしい名前がざくざくとw
自分はDTMがお手軽になる前までの(シーケンサーとかリズムマシンとか使う)時代からワープしてきたから、浦島状態だよー。
とくに昔の機材が中古でバカみたいに安く買えるから、ひとりでお祭り状態w
でも時代はソフト音源なんだ……。
DTMおもろいよね。
曲できたらうpします。
あんびーさんもやるかい?w