若い頃から信じていたこと。
「大人になっていろんな経験や知識をつけたら、つけた分だけ人を幸せにしたり、人が抱えているより難しい課題を解決してあげられるようになる」
それは大人になってからもずっと信じてきたことで、
もっともっと成長したい成長すれば、もっといろいろできるようになるそう思ってきた。
自分には解決できないような大きな課題で失敗したときは
悔しくて悔しくて
ときにはひとりで海に行って泣き叫んだこともある。
それでもやれることはただひとつ。
悔しくても悲しくても、一歩一歩成長するしかない。
できなかったことをできるようになるしかない。
やがて、成長のための道標は、減っていった。
道もなくなり、目の前には荒野が広がっていた。
僕はコンパスを取り出して、
そいつが示す方向を信じて進むしかなくなった。
もっともっと成長したい。
その願いのもとである、人を幸せにしたいという願いは、
少しずつだけど、叶うことも増えてきた。
それでも、もっともっとを願うと
さらに高い壁が常に立ちはだかる。
わたしは生きている限りこれをやめないのだろう。
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